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moon

「それでも世界は回っている 1 」吉田篤弘 2022-23

「それでも世界は回っている 1 」吉田篤弘

「月とコーヒー」の続編。
覚えのある「6番目のブルー」のインク。

そこね、それねとなる。
どんな美しい色なんだろうと。興味をそそられる。

オリオの純粋さとおじさんのそこはかとないダメ感とが
相まって優しい気持ちになる。

3部作だときいたのでもう1作出るってことなのかな。

吉田さんの作品は設定がちょっと幻想的で
不思議な心持にさせられる。
ちょっと宮沢賢治みたいだと思う。

それが大好きでつい読んでしまう。

そこはかとなくお洒落な本、吉田さんの本はいつもそう。


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