旅行当日、ドキドキしながら早起きする。
壊れかけたスーツケースを
ガラガラ引きながら駅まで歩く。
あれは、なんで、早朝とか夜道で
ものすごい大きい音がするんだろうね
わかってます、周りが静かだからです。
早朝過ぎて、駅前のセブンイレブンがまだ開いてなくて
新大阪駅で、セブンの塩むすびを買うことにする。
まぁまぁ、ギリの時間だけどね。頑張る。
おにぎりもお茶も買って、アメも買って
「EXーIC」をタッチしてJR東海エリアへ入っていく。
ここからは駅名かいた看板はオレンジになり
売店はセブンではなくてキオスクになる。
駅員さんもJR東海の人。
そんなこともどうでもいいっちゃいいんだけど
知れば、なんか境界を乗り越えていく感じがして
面白いなと思う。
コロナ禍ですいているとばかり思っていた
新幹線はほぼ満席だった。
当然のように私の隣にもビジネスマンが座った。
キャリーを上の荷物棚に上げればよかったとちょっと後悔。
まぁ、いいや。
セブンの塩むすびを食べて、
お茶飲んで、
この日のためにダウンロードした
朝井リョウのエッセイをkindleで読む。
そしてすぐに寝る。
ものすごく晴れていたのに
富士山は寝ていて見れなかった。
いつも富士山見えるかなぁと思いながら
見える方の座席を予約するというのに。
大概寝ている。
起きたら、新横浜。
まもなくだなぁと来た来たぁと思う。
東京駅からは地下鉄だ。
それ、っと丸の内線に乗る。
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そして誰もゆとらなくなった (文春e-book)
朝井 リョウ
文藝春秋
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