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moon

お風呂で読む本

「郵便少年」森見登美彦

入浴剤と抱き合わせで売ってるってことは
お風呂で読んでねってこと。
パッケージのイラストもそうなってるし。

ゆ~っくり入る人とカラスの行水の人との間、
つまりは普通に入れば、丁度いいくらいで読了。

優しい、優しいお話。

私は同僚以外に名前にさん付けで呼ばれたことがない。
これは是非とも呼ばれてみたい。
できれば、年齢問わず男子に。

ヒサコさんが、ちょっと羨ましい。
タイムカプセルもいいなぁ。
友達を1人、アオヤマ君に授けて逝ってしまった彼女を、
いつまでも覚えていると思うな。
ポストを見ると思いだすかも。

この作品を読んで思ったのだけれど、
小学3年生の子が、1人でバスで出掛けるようにするのは
親としては結構な勇気がいることなのだ。
何がどうって、世の中は怖いから。
安心した頃に怖い事件が起きたりするんだよ。
でも、お母さんたちはちょっと、
子どもを見くびっているのかもしれないなぁ。
やったらできる子はいっぱいいるものなぁ。

お話の中のように、
親のいないところで、親とは違う大人に出会うことは
子どもにとってはすごく大きなことなんだ。
何と言っても、世界が広がる。
これからも、たくさんんの子ども達が
分厚い大人と出会って、深い人になってほしいなぁ。

 

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コメント一覧

u-mi

ですね、
これから、もっとっくる感じですね。
根無し草
このシリーズは
今がチャンスです。文庫も増刷してます。
まだシリーズは続きますけども・・・
u-mi
ならば
チャレンジです。
根無し草
大丈夫ですよ
表紙のイラストもライノベっぽいし
わかりやすい文章です。
u-mi
やっぱり
楽しいですよね、本屋さんて。

面白そうですね。
私が読みたい。
うちの中学生も読めるかなぁ。
一緒に楽しもう。

根無し草
まだ
ジュンク堂が二軒あるんですけどね京都には。

茶屋町はレジが敢えて1Fにしかないというのが面白いです。

紀伊国屋の梅田本店も日曜の昼間なんかだと、
複数のレジに人がたくさん並んでますけど、
あれでも不況なんですもんね。

で、中学生でも読んで面白いミステリーを。

青柳碧人『浜村渚の計算ノート』シリーズ。
現在3冊出ております(1冊文庫)。
数学ミステリーなんですが、とてもやさしく書かれております。
『図書館戦争』シリーズみたいに一種のパラレルワールドモノなんですが、数学が勉強の中で軽んじられた世界が舞台なんです。
主役は中2の数学が得意な女の子なんですが。
面白いと思いますよ。
u-mi
企画としては
大成功、なんですね。
面白いですものね。
薬局って、狙い目だったりして。

紀伊国屋のポイントカード、そういえばあります。息子のが。
買う時に持ってなくて
いつももったいないことしてるなぁ。
京都は閉店したのですか。充実してる本屋さんは近くにあるといいですよね。

茶屋町のMARUZEN&JUNKUDO、実は
あえてまだ行ってないのです…
目的もって、それだけって決めて行かないと、なんとなく行くと本屋さんは楽しすぎて帰れなくなるんで、
時間を丸ごと自分に使えるまで、もうちょっとお預けだな。
根無し草
まぁ確かに
入浴剤として売ってるわけですからね(笑)
大型書店は軒並み品薄みたいですよ。
この2人のは常に予約受け付けてますし。

茶屋町のMARUZEN&JUNKUDOは今の品揃えを
維持してもらいたいものです。
これぞ大型店舗という品揃えですから。

京都の紀伊国屋が先月で閉店して不便です。
ポイントカードが便利やったのに・・・
u-mi
奈良
なんですか。
お天気とか空とか木とか、
その時の色がイメージできそうな
町の描写だと思いました。

続きも楽しみにしておきます。

そうなんです、さりげなく、こんなところにって感じでしたが、
さすがに森見さんは最後のひとつだったのかも。
補充されている様子もなかったし。
どれも、後1、2冊ってところでした。
最初、もう少し大きなものかと思って
本は別に、レジで渡されるのかと思ったんですが、
「ここに本も入ってるのですか?」
と聞くと
「だと思います。」って店長が言ったので
思いますって・・・と面白かったです。
根無し草
森見氏の作品としては初めて京都以外が
舞台なんですが(ペンギン・ハイウェイとともに)街の名前出てきませんけど、描写をよく見ると奈良県生駒市だとわかります。
森見氏の実家があるんですよ。
この一年後の話が『ペンギン・ハイウェイ』です。

しかしタイミングよく買えましたね。相変わらず有川さんのとともに品薄状態なんですが・・・

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