バリスタというのは、
実はとても憧れている職業である。
外国映画では、
おばあちゃんのバリスタが美味し珈琲を出してくれる・・・
というのがありそうじゃないか。
素敵じゃないか。
今からなっても、
遅くはないんじゃないかと思わせるじゃないか。
でも、残念なことに自分で喫茶店を開かない限りは
初老の新人なんて採用されないだろう。
という、羨みの長い前置きは置いておいて
若いバリスタが若くてかわいいバリスタに恋をする。
良いお話でした。
可愛いバリスタも謎、僕というバリスタも謎。
マスターも。。。
みんなが謎を持つ。
だけれど、人は殺されたりしない。
そうだよ、
これが私の好きなミステリーの原点なのよね。
面白かった、優しかったし、可愛かった。
うー、誰かの淹れたコーヒーが飲みたい。
そうだ、私はいつからコーヒーが好きになったのだろう・・・
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) | |
岡崎琢磨 | |
宝島社 |