10月に読んだ本は16冊でした。
オフ会参加の影響で普段読まないものも読んだりして
楽しい読書でした。
「しずかな日々 」椰月 美智子
児童小説です。少々複雑ともいえる家庭環境で
おじいちゃんと過ごす夏の日。
西瓜、水遊び、ラジオ体操、どれもちょっと懐かしくて
ノスタルジック。
「お前がこの家に来たことをみんな喜んでいる。
柱も壁も」
みたいなこと言うの、おじいちゃんが。
怖そうだけど優しいおじいちゃん、昭和のおじいちゃんです。
「結婚相手は抽選で」垣谷 美雨
晩婚少子化対策として「抽選見合い結婚法」が施行される。
あり得ないけれど、あり得なくもない。。と思わせる。
いろんな若者が結婚というものを考えるきっかけとしては
面白かった。ドラマで野村周平を見直しました。
「ランチ酒」原田ひ香
仕事の終わったあとが少しはやめのランチタイム。
仕事場の近くでランチを食べる主人公は
その時にお酒もいただく。
彼女にしてみれば、仕事終わりの一杯ということ。
楽しい、美味しい話かと思ったら意外と
主人公の置かれた立場が厳しくて
感情移入してしまった。生きようねと言いたくなった。
「デッドボール」木内一裕
ここ数ヶ月、はまっている作家さん。
今回も面白かった。
あと、数冊未読本があるので
楽しみたい。
スピード感もって読めるのがいいのよねぇ。