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moon

通勤読書 186

「古傷」東直己


ヨイショの法間探偵、「探偵法間(のりま) ごますり事件簿」の前の作品。
これは長編。

ストーリーは「日本の戦後史の闇」を
一気に暴いていくのかと思っていたら
え、そういう終わりなの?と思った。
けれど、良くも悪くも
真実を真実として、伝えることができずに
薄れていく記憶に苦しみながら
終わりを迎えた方々は
多いのだろうなぁ、と考えさせられる。


ヨイショはこの頃からお上手。
だんだん磨きがかかっていくのだわ~




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古 傷 (光文社文庫)
東直己
光文社

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コメント一覧

u-mi
ありそうだから
怖い。

ガンバレ、クワコー。
根無し草
(笑)
クワコーは友達少なそうだしコミュニケーション能力も
高くないですしね。
でも彼は貧困生活を生き抜くサバイバル能力が高いので
その点は評価出来ます(爆)
八百屋や魚屋、肉屋と親しくなればクズ野菜や魚のアラ、
肉の切れ端なんか貰えるかも知れませんね。


u-mi
コロンボや
古畑と言われると、非常にわかりやすいですね。

私はクワコーさえいればOKですが。。。
実際にいたらいいのに。
いたら、知り合いにはなりたくないけど、
見てみたい(笑)
根無し草
そうですね
図書館の予約は6番目ですけど、謎解き3が出たら
もっと凄い事になるでしょう(文庫になれば買います 笑)

その前に樋口有介の『猿の悲しみ』を読まなければ。

奥泉氏今年は讀賣新聞でしたか。シリーズモノ書かない
人がシリーズ書いてるのが興味深いですね。
奥泉氏のコアなファンは頭でっかちの変な人多いですけど(爆)

倒叙モノというのは刑事コロンボとか古畑任三郎みたいな、最初に犯人と犯行場面が描かれ、探偵役がトリック
や動機を推理して切り崩していく手法です。

u-mi
捕まっていたら
話にならないですね。

シリーズ化は読むほうは楽しみですが
どこで終わらせるか・・・とか悩みそうですね。
また、売れるんでしょうね。

10月1日の読売新聞夕刊に奥泉氏がでてました。
ご自身で、クワコーの本を持って
写真に収まってらっしゃいました。
やっぱり、クワコーは深い。。。
根無し草
そこを
捕まらないように上手く覗くみたいですけどもうすぐ
読みますよ。これはユーモアではないです。

東川篤哉氏の新刊『魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?』
はシリーズ化するんですが、流浪のお手伝いマリィが行く先々で事件に遭遇するんですけど、ドM刑事、小山田聡介とゆくゆくは結婚するかもらしいです。

これますますキリコと大介みたいですね。これが人気出て
ドラマになったりしてキリコがマリィに似てるなんて思われたらイヤだなぁ。キリコが先なのに。
因みに39歳独身の椿木綾乃警部は結婚願望が大いにあり、既婚者の容疑者には厳しく、独身には甘いそうです(笑)

このシリーズは倒叙モノなんですよ。
u-mi
うまく
全然違うようになっていて面白いです。

覗きって、探偵の前に捕まってしまう・・・
根無し草
これが出た頃
東氏はとても怒ってた時期なのでそういう風に流れ掛けた
けどこういう作風なのでああいう終わり方をしたという事
でしょうね。
ススキノ舞台の作品であれだけのモノ書いてるから
違った作風でという事で法間が生まれたんだと思います。

最近は○○探偵や××刑事というのが多いですが、
遂に覗き見探偵まで出てしまいました。

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