星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

BORN TO MAKE HISTORY 広島(ネタバレあり)4。

2019-03-15 | DEAN FUJIOKA
ビジュアル演出については極力書かないようにしてますが、LIVEの内容のネタバレになっています。今回は進行上の演出についても書いてしまいました。まだの人はくれぐれもご注意願います!!


終盤。忘れないうちに・・・。



(ディーンさんのストーリーより。広島の動画をスクショしました)

◆ネタバレ◆ネタバレ◆ネタバレ◆




「Echo」
ピアノが鳴り始めている。真海さんタイムだ。ウォオ〜はなくて I wish I could see youから入る。転調のところからピアノを置いて前に出て歌う。途中からステージの両サイドにセットした台の上に立って客席を眺める。闇を支配する真海さんのように会場全体を支配するDEANの目。大阪で見た獲物を狙うような顔ではなく、真剣な眼差しがややマイルドになっていた。センターに戻って今回もピアノの上(の台)に立って客席を見渡す。1階席は傾斜になっているのでステージからはほぼ見えたと思うし、2階席もきっと!
歌が終わり、ステージに誰もいなくなった後も客席ではウォオ ウォオ〜がしばらく続いている。やがてバンドメンバーの皆さんが現れ、ディーンさんが登場。イントロで曲がわかる。「History In The Making」で私が一番好きな曲だ。
「Legacy」
ステージの奥から現れたディーンさん、楽器は持っていない。透明感ある声で囁くように始まるクリスチャンソング。浮遊するような曲感はさまよっている本人を意味しているのか、それともどこかに存在しているあの方のイメージなのか。歌が終わりかける頃、一瞬思いっきり泣いているような顔になった。と同時に肘を曲げ両手を前に。何かを感じ取ろうとしているかのよう。祈り??と思った刹那にエイメン、という小さな声が聞こえた。これは大阪では後方すぎて聞こえなかった。広島で初めて聞いてキュンとした。
「Fukushima」
さっきそこで真海さんとすれ違ったよ、びっくらこいた、と人懐っこいカワユイ笑顔で話すディーンさん。次はふるさとの歌を歌います、と言ったものの先が続かない。ここでいつも話してることがあるんだけど・・・いま広島でその話をするのは・・・・・・なんて言えばいいか・・・(言葉に詰まっている)・・・察してくれ(←低い声で男っぽく。ふとステージ上のモニターにアップになっているディーンさんの顔を見ると目に光るものが。そう見えた。胸が熱くなった。)自分の生まれた故郷の歌です。震災の前までは自己紹介をしても誰も福島のことは知らなかった。でも、311以降は誰もが知るようになり・・・アルファベットのFukushimaには偏った情報があるなと思って。でもそこには・・・住んでいる人やそこを故郷に持つ人がいるんだという情報を、このアルファベットFukushimaに足したかった・・・。そんな曲をここ広島で・・・みんなと一緒に歌えることを誇りに思います。(このMCだけはメモした。大阪公演での話もすごくよかったから。今回は曲の説明をしようとしてアルファベットFukushimaとアルファベットHiroshimaがリンクしてしまい、絶句してしまったディーンさん。訥々とした言い方に思いがあふれ、その思いに触れてこんどは私たちがウルウル。いい時間だったなあ。)みんなが福島を、広島を思い、心の中で祈りを捧げ、そして歌いながら自分のふるさとにひととき帰ってゆく。それぞれの風景は違うはずなのに一体感がアツい。佐田さんとディーンさんのギターもいいよねー。

この後、ロングジャケットを脱ぎ、Tシャツ姿になったよ。

次の歌については、またあらためて。


<ブログ内の関連投稿>
●BORN TO MAKE HISTORY 大阪2日目(ネタバレあり)。
●BORN TO MAKE HISTORY 広島(ネタバレあり)1。
●BORN TO MAKE HISTORY 広島(ネタバレあり)2。
●BORN TO MAKE HISTORY 広島(ネタバレあり)3。
●BORN TO MAKE HISTORY 広島(ネタバレあり)4。
●BORN TO MAKE HISTORY 広島(ネタバレあり)5。
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