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内子・石畳に春風が吹く

2007-04-01 16:15:47 | 日記・エッセイ・コラム

Img_0004_edited  大阪にいる妹が里帰りしたので、内子・石畳の枝垂れ桜を見にでかけた。「石畳を思う会」の宝泉さんからも今年は31・1日が「さくら祭り」とメールをもらっていた。主催は石畳東集落ということだが、「思う会」のメンバーがそば打ちなども手伝っている。「石畳むら並み博物館」の新しい旗が春風になびく。テントの売店には、地元の干し大根・わらび・うど・お寿司・草もちなどなど・・。打ちたてのそばの゛お運びさん゛は石畳の子どもたち。樹齢400年という「東の枝垂れ桜」を守ってきた集落の゛春を呼ぶ゛祭りである。

Img_0005_edited_1  『石畳の宿』開設をはじめ早くから住民主体の「むら並み保存」を援助してきた岡田文淑さんの顔もみえる。内子に滞在しているドイツ人ご夫妻をご案内してきたようだ。「ドイツ語勉強しない?」と流暢な日本語で子どもたちに話しかけている。遊子っこのKさんもエプロン姿でお手伝い。「今日はお休み。明日からは異動で宇和島へ引っ越す」とのことだ。

Img_0015_edited  今年は暖冬だったためか「一度花が咲いたよう」と宝泉さん。しかし毎年見事な枝ぶり。枝垂れ桜の傍には「古里や咲く老櫻に手を合わす」の句碑も。桜を引き立てるように枝垂れの紅梅、水仙や庭先の花。石積みも整備され美しい農村風景を演出している。

Img_0023_edited  帰りに弓削神社・屋根つき橋から水車小屋に立ち寄る。「美の里石畳を未来へ」。平成18年度・農林水産省第1回美の里づくりコンクール受賞の碑が立っていた。これも石畳自治会と石畳を思う会との゛協働゛の成果である。美しいむらづくりは「結いの心」。春風とともに「石畳むら並み博物館」の゛もてなしの心゛がさわやかだった。


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