ふと ヴェットーリとマキャヴェリの
書簡の往復を 思い出して
そうだ これでいこう そう思ったんだ
ふうん
僕は 年に3回
調律師協会の会報へ
寄稿するべく 作文を書いている
技術的なこと
韓国のこと
そして 時々 創作な物語
今回は ゾウの恩返しを書こうと思ってるんだ
ベーゼンドルファーは インペリアルという
8オクターブもある でっかいピアノを造っている
最低音の方は 人間には聞こえない 低すぎる周波数
僕は 昔から このピアノが好きだった
ゾウは 遠方の仲間に
人間には聞こえない 低周波の声で
会話をしているという
僕は 昔から ゾウが好きだった
で このフタツの事実を
合わせて 考えていたのが
ゾウの恩返し
ある博士が ゾウと会話するために
友人のピアノ製作家に
人間には聞こえない低音のピアノを作ってもらう
博士は ゾウと仲良くなって
象牙の密猟者がやってくると
ゾウに危険を ピアノを弾いて教えてあげるんだ
でも ある激しい雨の夜
ゾウは 博士の家を壊して 乗り込んできて
博士を誘拐してしまうんだ
それは ナイル川が氾濫して
博士の家が 流されてしまって
初めて 博士はゾウに ありがとを伝える
そんなストーリー
で この話の展開を
どうやって 書いていこうか
迷っていたんだ
博士が 私 という主語で書くか
博士を 彼 という第三者にするべきか
そこで 書簡の往復を思い出したんだ
ピアノを作った友人と 博士の
手紙のやりとりだけで
物語を完結してしまおう
うん
なんだか
ワクワクしてきたゾウ
というか
締め切りは
明日なんだけれど・・・
書簡の往復を 思い出して
そうだ これでいこう そう思ったんだ
ふうん
僕は 年に3回
調律師協会の会報へ
寄稿するべく 作文を書いている
技術的なこと
韓国のこと
そして 時々 創作な物語
今回は ゾウの恩返しを書こうと思ってるんだ
ベーゼンドルファーは インペリアルという
8オクターブもある でっかいピアノを造っている
最低音の方は 人間には聞こえない 低すぎる周波数
僕は 昔から このピアノが好きだった
ゾウは 遠方の仲間に
人間には聞こえない 低周波の声で
会話をしているという
僕は 昔から ゾウが好きだった
で このフタツの事実を
合わせて 考えていたのが
ゾウの恩返し
ある博士が ゾウと会話するために
友人のピアノ製作家に
人間には聞こえない低音のピアノを作ってもらう
博士は ゾウと仲良くなって
象牙の密猟者がやってくると
ゾウに危険を ピアノを弾いて教えてあげるんだ
でも ある激しい雨の夜
ゾウは 博士の家を壊して 乗り込んできて
博士を誘拐してしまうんだ
それは ナイル川が氾濫して
博士の家が 流されてしまって
初めて 博士はゾウに ありがとを伝える
そんなストーリー
で この話の展開を
どうやって 書いていこうか
迷っていたんだ
博士が 私 という主語で書くか
博士を 彼 という第三者にするべきか
そこで 書簡の往復を思い出したんだ
ピアノを作った友人と 博士の
手紙のやりとりだけで
物語を完結してしまおう
うん
なんだか
ワクワクしてきたゾウ
というか
締め切りは
明日なんだけれど・・・