そしてこの旅3つ目のライヴはこれまた念願のArctic MonkeysとThe Strypes。
Arcticは2009年10月の武道館に観に行って以来なので、約4年ぶり。その間フジロックでの来日はありましたが、ちゃんとワンマンが観たいというのと幸運にもチケットが取れたので行ってきました。UKツアーの初日だったので、すごく期待値も高かったです。
会場はMetro Radio Arena。フロアーはスタンディング、1階以上はシート席で、11,000人収容できるらしい大きい会場ですが、チケットはもちろんソールドアウト。5時頃にNewcastleに着いて、会場はホテルのすぐ近くだったので、どうせ始まるのは8時頃だろうからゆっくり行けばいいかーなんて思ってたんですが、そんなに大きくないNewcastleの街中は寒いにもかかわらず若い人がArcticのライヴに行く気満々の半袖Tシャツで闊歩。開場時間を間違えたかなーと思いつつチェックしたら6時開場。以降続々と会場に向かう人の波に焦って、私も7時前には会場に入りました。
でもやはり会場はまだ2割程度しか入っておらず・・・。そこからかなり長い時間待つことになってしまいました。一人だったから辛いのなんの。
長い待ち時間中会場を徘徊していたら、これまでその会場でライヴをしてきた人達のパネルがあって、そんなのをチェックしたりしてました。
そして客が半分位埋まった8時近くなって、The Strypesが登場。
日本でも話題になっている彼ら。あれだけのステージに立っても堂々としたもので、結構たくさん演奏してました。ただ観客が完全に棒立ちで、歌うわけでもなくひたすら見守っている感じ。あれ、みんな興味無し?と思ってると、でも曲が終わると大歓声。という感じでした。
そしてStrypesが終わり、いよいよArcticのステージのセッティングスタート。
今回は大きな「AM」の電飾がステージにどーんと。その間にどんどん客が詰め掛けてきて、本当に後方は空いてそうでしたが、それより前のフロアはびっちり。スタンドもびっちりでした。
メンバーが登場すると大歓声。ライヴはDo I wanna know?でスタート。
最初は観客もバンドも始まった興奮を噛み締めてる感じでしたが、2曲目のBrianstormで会場が一気に沸騰!前奏から大合唱が始まり踊りまくる観客の姿がまた更に会場を盛り上げてました。
そこからはもうずーっと会場が熱気に包まれて、どの曲も拍手喝采、大歓声と本当に凄くて、歌える曲は前奏から最後まで全部歌い尽くし、終わるとまた拍手と歓声で湧き、というのをずっと繰り返してたので、本当に楽しかったし、あっという間の2時間でした。個人的に歌って楽しかったのはTeddy Picker。あれは最高でした。
Alexのパフォーマンスも絶好調で、Mattのドラムも相変わらずの激しさ。JamieもNickもスーツ姿でかっこ良かったです。選曲は古いものから新しいものまでまんべんなくされていて、改めてArcticの凄さを思い知ったというか。
4年ぶりに観た彼らですが、その成長ぶりというか変貌ぶりには本当に驚きましたが、本当に凄いですね、Arctic。なかなかワンマンで来ないしすっかり変わってしまったので、今回見てイマイチだったらどうしようかなと心配してたんですが、そんな心配は吹き飛びましたね。やっぱり彼らは凄いです。
最後アンコールも終わりステージを下りる時、Alexが小さくガッツポーズをしていて、それがこの日のライヴの出来を表していたんじゃないかなと。本当に素晴らしいものが観られて嬉しかったです。終わった後しばらく興奮覚めやらずで、いまだにArcticのライヴがもう一度観たくて仕方ありません。
来年は来日の噂もあるようなんで、期待して待ってたいと思います。