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Peter Dohertyの話題など。
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Peter Doherty@Jane Club, Paris (09/04/2014)  

2014-04-21 | Peter Doherty
というわけで、PeterのJane ClubでのアコースティックGIGを観てきました。
このGIGは本来3月20日に行われるはずでしたが、キャンセル。
3月27日に延期されましたが、これまたキャンセル。

これはもうJane Clubはダメかなぁ、なんて思ってたんですけどね。
たぶん1週間少し前だったと思うんですが、4月9日に改めてスケジュールされたことを知って、何故かこれはいける!と思ってしまったんですね。

結果は大当たりでした。

私がパリに着いたのは当日の17時過ぎ。
GIGのスタート予定は22時半。こういう時、海外のGIGスタート時間が遅めなのは助かりますね。とにかくホテルにチェックインした後、8時過ぎにホテルから徒歩2分位のJane Clubへ下見へ。するとすでに10人近い列ができていました。
赤いJane Clubの看板に軽く感動を覚えつつ、夕食を食べて一度ホテルへ。

再びJane Clubへ出かけたのは22時15分頃でした。
会場はこんな感じです。【Jane Club
写真で見たとおりの素敵な会場ですが、あまりにも小さいので、こんなところでやってるんだ?という驚きも。
フロアはステージを中心に横長で、その周りをバーと洞窟風の個室が並んでいる感じです。好きに移動できる丸椅子なんかもあって、待ち時間も疲れません(笑)。
正面からの位置には結構人がいたので、横の2列目あたりをキープしました。

会場ではFlorianというソロシンガーが歌ってました。
YT【Florian @ Club Jane (09/04/14)

彼の曲を7、8曲位聴きましたかね。
11時過ぎに終了して、次はPeter!と会場も盛り上がります。マイクもPeterの高さに調整され、準備完了・・・が。出てこない。
みんなが疲れ始めた頃、いきなりステージ横にイケメンローディーの兄ちゃんが男の子を連れてきて、何か鼓舞するように話しつつ(腕を振り上げながらフー!フー!って盛り上げろよ?!みたいにやってた笑)ギターを持たせ、ステージ上へ。Peter仕様にセッティングされていたマイクは低く直され、ローディーさんとギターの兄ちゃんがスタンバイ。彼らのステージが始まりました。
ギターの兄ちゃんはたぶん売り出し中か売り出し予定のミュージシャンで、たぶん自作の曲やカバーを披露。でも歌は・・・。イケメンローディーはそれに合わせて必死にタンバリンを叩く、という、あれはもう、コントですね。
で、二人が汗だくでコントを披露してても、Peterはまだ現れず。
段々コンビに悲壮感が出てくるという、なんとも苦い展開に。

↓少しずつ悲壮感が漂ってくる2人。


彼らも7、8曲披露して終了。
その後マイクは再びPeterの高さに調節されたものの、時刻はすでに0時近く。

「これはもう、来ないんじゃないの?」とみんなが諦めかけた頃に綺麗なお姉さんがステージに上がって、どうやら「Peterはちゃんと来るから!」と話したみたいで盛り上がる観客。

それから更に10分以上待っていたところ、入り口から人が入ってきて、その後ろからPeterが登場。会場は大歓声で、いつの間にか観客もかなり増えてました。22時半スタートのはずが、既に0時過ぎ。まぁ22時半からオープニングアクト2組、と思えば普通なの、か、な?

この夜のPeterは、ベレー帽にツイードのロング丈のジャケット、黒いパンツに茶色い革靴。ジャケットの中は青いTシャツでした。
髪が短くなってベレー帽が良く似合ってました。

↓着いて早々ギターのチューニングを始めるPeter


Peterの第一声は「Bonsoir、Merci.サンジェルマンの渋滞が酷くてねー」と。
ギターが渡され、チューニングをしながら歌いだすPeter。この夜はこの曲をよく歌ってましたが、あれはなんていう曲だろう。新曲かも?
その他この夜はソロ、リバ、BS、カバーでだいたい1時間ちょっとのステージ。

結婚するというカップルに向けて『For Lovers』。
祝福の言葉をかけたり「今日はみんな彼らの奢りだからシャンパン飲んでいいよー」とか「結婚を長続きさせるヒミツは(xxxxxx)」と声を出さずに言ってみたり。

何かリクエストある?とPeterが聞くとファンからはとても全ては聞き取れない位の声が上がって、でもそれを一生懸命聞こうとするPeter。目を細めたり頷いたりギターを弾き始めようとしたり。「Libsもいいの?」という問いにも頷いてましたが、「Death on the stairs?それはダメ。できないよ。」と。

最前列にいた子に何かを言われたようで、彼女の方に歩み寄ったかと思うと耳元に顔を寄せて何かを囁いていて、あれは横で見てるだけでもドキドキしましたねー。何話してたんだろう。

それから一人の女の子とじっと目を合わせて彼女だけに合図を送ってみたり、渡された手紙を読んですごく嬉しそうに笑って、その子に頷きながら声を出さずに「Thank you」と。これもまた横から見てただけで目がハートになっちゃうシーンでした(笑)。
女性ファンには本当に優しくてロマンティックに接する人なんだなーと、改めてPeterの魅力に気づいてしまったというか。
対して男性ファンにはすごく気さくに楽しそうに接してたPeter。途中ギターにサインを求められて「本当にいいの?」と。ファンから貰った手紙を咥えて身振り手振りをしてたのがおもしろかったです。その後で差し出されたウクレレでFFのショートバージョンを弾いてみたり。

とても一時間ちょっととは思えなくいらいの素敵なステージでした。
後で数えてみたらだいたい18曲くらい歌ってたのもウソみたいだけど、歌ってました。

ライヴ後はパリジェンヌ達がPeterに写真やサインをねだってて、それに対応してるPeterを見てるだけで楽しかったです。

↓ファンにサインをするPeter。


そのうちステージにも上がりこんだりしてましたが、Peterはちゃんと一緒に写真を撮ってあげてましたね。10分くらいそんなふうに過ごして、さーっと消えていきました。

去年の大騒ぎのBus Palladiumも本当に素敵でしたが、今回のJane Clubも本当に素敵な夜でした。やっぱりPeterのソロはパリのああいう小さい会場がよく似合うなと。私にとってもPeterをパリで観るっていうのはすごく贅沢で特別な時間です。
またJane Club、ぜひ行きたいです。

[video]
YT【Pete Doherty, For Lovers @ Jane Club (09/04/14)
YT【Pete Doherty - Up the bracket - Jane Club, 09/04/2014
YT【Pete Doherty - What Katie did - Jane Club, 09/04/2014
YT【Pete Doherty - Arcady - Jane Club, 09/04/2014
YT【Pete Doherty - Last of the English roses - Jane Club, 09/04/2014

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