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The KooksのLuke、新曲は飛行機のトイレに2時間篭って。

2011-09-10 | Music (洋楽メイン)
The Sun【The Kooks' Luke: I spent two hours in a plane loo writing a song

今週New Album『Junk of the heart』をリリースしたKooks。
Lukeによると、アルバムにはトイレに2時間篭って書いた曲もあるんだそうです。

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たくさんのミュージシャンが世界中を旅しながらインスピレーションを湧かせ曲を書き、そのために自分の身を非日常においてみたりする。
ジャンボジェットのトイレから新作に入れる重要な曲を生み出したというミュージシャンもいる。

The Kooksのフロントマン Luke Pritchardは、アルバムの中のセンターポジション的な曲『 Time Above The Earth』を引き合いに語る。

「いつも飛行機で移動する時はギターを持ち込むんだよ。この曲はニューヨークに行った時にトイレにしばらく篭って書いたんだ。トイレから出たら客室乗務員から嫌な顔をされると思ってたよ。でも彼らはそんなことなくてね、俺たぶん2時間はそこにいたのに。」

非日常で書かれたその曲は、4人にオーケストラサウンドを作らせた。

「『Time Above The Earth』はこのアルバムの代表曲かな。これまでとは違う音になってる。歌詞もこれまでと違うんだ、世界のこと、人生について、哲学的な雰囲気の曲になってる。レコーディングは最後の方でした。ストリングスのアレンジはHughが全部やったよ。彼はクラシックミュージックやアレンジに夢中になってた。」

『Junk of the heart』はバンドにとってKID A的であると言えるが、ドラムループからストリングセクション、エレクトリカルな音までがするこのアルバムを聴いて、彼らを批判してきた人々をも驚かすだろう。

2006年の『Inside In/Inside Out』、2008年の『Konk』を経て、バンドはその音楽への取り組みを変えようと決めた。

昨年後半に、Arctic MonkeysやAdeleと仕事をしていたJim Abbissとのセッションをボツにした後、Lukeは自分のラップトップを使って音を作り始めた。それらはたくさんのレコードから作られていたという。

「バンドとしてレコーディングルームに入ってやるよりは、そうやって音をまとめたかったんだよね。これまで使ったことの無いようなプログラミングをたくさん使ったよ。俺たちは純粋主義者だったし、最初の2枚はテープにレコーディングしてた。全部ライヴだったけど、スタジオで得た経験からきたことなんだ。そしてありふれたことから抜け出すことができた。」

だからといって、彼らがラップトップを置いてGIGをするわけではない。

「新曲をプレイする方法を見つけてるとこなだ。新しい楽器をいっぱい使ったからね。でもコンピューターは使いたくない。できるヤツを見つけたんだ。だから基本的に自分達でできる。」

バンドは昨年の後半にプロデューサーであるTony Hofferとスタジオに入った。BeckやAir、Jack Penateなどと仕事をしてきた彼は、前作KONKの時より更に影響力があったようだ。

「モダンなものを作りたかったし、Tonyもそういうヴィジョンを持ってた。彼はバンドにBrian Enoみたいに入ってきて、KOOKSを機械にかけたいんだって言って、俺たちもそう思ってた。ラップトップでたくさんの曲ができたし、たくさん学んだよ。」

もう一つのアルバムのハイライトである『Runaway』という曲は、KOOKSのトレードマークであるアコースティックギターと電子音が効いている。

「『Runaway』、すごくいいだろ。ラップトップのドラムループと、ちょっとギターを鳴らしたんだよね。anti chorusでやりたかったんだ。KOOKSっぽくないだろ。いつもコーラスをやってきたけど、これでは逆のことをしたかった。LCD Soundsystemに影響を受けたんだよ。好きなんだ。Beckもね。彼のエレクトロニクスにフォークやヒップホップ、ソウルをミックスするやり方が好きなんだ。Beckの『Odelay』を何回も聴いたよ。彼の歌詞は知的だよね。あのレコードは無さそうでアリなんだ。」

新たな影響に加えて『Junk Of The Heart』の出来はLuke自身の成長によるのも明らかだ。

ハードなパーティーライフや他のバンドに対する生意気な口をきいていた2年前から、彼は成長している。

タイトル曲や『F*** the world off』で、フロントマンがハッピーであることは明らかだ。

「旅に出たり、普通の日常を過ごしたりしたんだ。家にいることが楽しくて、美人で素晴らしいガールフレンドができたんだ。想像もしなかったこと。すごく大きな変化なんだけど、ずっと曲を書いてたし仕事をしてきたからね。キューバにも行ったよ。趣味を持ったり切手集めをするヒマもなかった。
新しいアルバムにはたくさんのものを込めたと思う。初めてのレコーディングの頃、俺たちはただのkidsで録音することが楽しいだけだった。何も考えてなかった。今回は自分達が働いた結果だよ。俺たちにとって、バンドの結晶だと思えるんだ。」

売上の良かったデビューアルバムに次いで発表された『KONK』はパッとしなかった。NMEからは「たいしたこと無い曲ばかり」と言われたが、Lukeはそんな批評に惑わされることは無いと語る。

「NMEに好かれるとすごく恩恵を受けるか嫌われるかだよね。愛されるかどうかはプレスにかかってるんだ。俺たちにとって『KONK』は大成功だし、素晴らしいレコードだって思ってるよ。もちろん人々がどう言うかっていうことに耳は傾けるけど、自分達が前作をクソとでも思わない限りそれで変わることはないね。
俺たちは批評家を喜ばせるためにやってるんじゃないんだよ、クソったれだろそんなの。」

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国内盤を買おうと思ってるのでまだ全部聴いたわけではないですが、確かに変わりましたよね。どんなに好きでも何枚も同じ雰囲気のレコード作られてもね・・・。若いんだし長く活動して欲しいから、いろんなことに挑戦して良いバンドになって欲しいです。
それにしてもあの若さで自分達の音楽をつきつめられるとは、やはりKOOKS、すごいな。

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