逆流性食道炎かしら
最近胃のあたりに沁みるような痛みが頻繁におこる。
土いじりで前かがみの姿勢をとっているせいか、
はたまた加齢か?
腰痛・坐骨神経痛・ 頚椎症性神経根症 からやっと解放されたのに
まったく、あああ・・なお年頃。
さて、そんなお年頃のわたくし、今本気でダイエットするかを本気で考え中である。
思えば、人生の中で一番頑張り且つ成功したダイエットは1回きり。
それは20代の終わり、まだ役者だったころの話。
正月明け、稽古場に行くと事務所の壁にキャスティング表が貼り出してあった。
私の役は・・・ナチスに捕らえられたユダヤ人の男の子、9歳。
その日の内にダイエット開始。
記録用に風呂場の前にカレンダーを貼り、その前にヘルスメーターを置く。
正月太りの2kgは2日で落ちた。
ダイエットの内容は食事制限と運動。
役づくりを兼ね、1日の摂取カロリーは収容所と同じ700Kcalを目安とする。
メニューは今でも覚えている。
朝食 グレープフルーツ1/2 牛乳 食パン1/2枚
昼食 茹で野菜(ブロッコリー・カリフラワー・芋類・) かまぼこ・ゆで卵・など
夕食 納豆ぶっかけ蕎麦
蕎麦などは1人前食べたら700kcalを超えるし、マヨネーズなどもってのほかだ。
果物や野菜の種類を替えたり、時々肉や魚に置き換えた。
朝から1日中稽古、まず1ヶ月で6kg落ちた。
が、そこでバタッと止まった。
停滞期というヤツだ。
昼休みに4回戦ボーイの男の子のランニングの後を追っかけて走った。
サウナにも行ってみた。
でも数字は動かない。
この時期は本当にツライ。
ただ役づくりにはおおいに効果的?で
劇中でナチの将校にチョコレートをちらつかされた上
捨てられるシーンでは本当に眩暈がするほど悲しかったな・・・
「あ、チョコレート・・・」って呟くんだけどこれはもう本気で食いたかった
結局7kg~8kg落としたところで本番の幕が開き、
「子役かと思ってたら女優さんでしたか」などと言われダイエットの日々は無事終わりを迎えた。
驚いたのはラク日の翌朝だ。
前日はラク日恒例の打ち上げがあり、ジュースとカナッペやナンヤカヤを食べた。
せっかく痩せたのだから、と気を付けて食べた・・はずなのに
な~んと一晩で3Kg戻っていたのだ
体重計の上で泣いたね、私は。
さっきダイエットに成功した、と書いたけどこれって成功じゃないじゃん
無理して突っ走るのが好きな私にはダイエットは無理だな。
落とすことより維持する方が大事なのがダイエット。
落とす自信はあるが維持する自信はない(キッパリ)
あら?結論出ちゃった!?と、うちのおデブ仲間が申しております。