スキマ旅が好き

2014-03-15 | 日記

久しぶりの出張。
大阪での仕事のあと京都「山崎」に来ている。
駅に降り立った途端パンを焼く良い匂い♪
小さい駅前広場を横切れば、そこに今日の宿、ホテルデュー大山崎。
小さい駅に、小さいホテルに、小さいパン屋さん、小さい喫茶店にお洒落な雑貨やさん。
ナンだろう…このすごく懐かしい感じは。

小さいパン屋さんでパンを買って
駅前のコンビニでコーヒーとサラダを買って
ホテルの部屋で頂きまーす!


「旅行」は苦手だけど「旅」は好き!
なんて言うと言葉遊びみたいだけど、
計画を立てて何日も遊びに行くのは苦手みたいなのだ。

仕事で訪れた知らない町をブラブラ歩いたり寄り道するのは大好き。

こうなったのも20代の頃から日本のあちこちに仕事で旅してたせいだな。

最初の長旅は春の道東。

網走港の夕焼けと
蟹を運ぶ馬(40年前は馬が働いてたんだよ!)と
波間に浮かぶカモメと。

霧の根室駅に降り立ったあの心細さ。

夜になると真っ暗闇で道も見えなかった紋別の町。

下見に行った釧路公会堂の舞台袖から聴いたあの “トワ エ モア”の『虹と雪のバラード』!
(札幌オリンピックの頃だよ、文句ある!?)


すっかり北海道の虜になったアタシはその数年後、オットになった人と10日間も道東旅行をしたのだけど…
仕事の隙間に味わった旅のあの感動をオットに伝えることは出来ない、と気がついたんだよなあ。
摩周湖も知床もサロマ湖も、それはそれは愉しかったけど、
でもやっぱり、厚岸駅の線路の中にまで咲き狂っていた5月のタンポポや、
美幌峠に降った5月の雪や、
天都山のテッペンで初めて聞いたカッコーにはかなわないと知ったんだ。



仕事の合間、勘を頼りに「ここ!」と決め足を運ぶ。

うまく行くこともあれば、
「ありゃりゃ!?」と言うこともある。

今日のこの町は「大当たり!」かな。





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