母が倒れた。
酸素飽和度が30%台という恐ろしい数値だった。
どれくらい恐ろしいかと言うと、医者曰く
エベレストのテッペンにポン!といきなり立たされたようなもので
普通のヒトなら即死してる数値だそうだ。
待合室に戻った母、ニヤッと笑って「…三浦雄一郎だ」
即入院、と言われたが「今日は何としても帰りたい!」というので
自己責任、リスク覚悟で連れ帰る。
どういう治療を受けたいかを父と母、三人で確認して、
風呂に入れ髪を洗ってやり一晩過ごす。
入院した母を置いて帰って来てしまうことに悩んだが
担当医の言葉に励まされ週末の仕事に行く事にした。
個室代稼がなきゃならないしね。
母の貯金は使いたくないのだ。
私の「三浦雄一郎」頑張れ