『田舎の日曜日』
http://www.breast.co.jp/cgi-bin/soulflower/nakagawa/cinema/cineji.pl?phase=view&id=099_unDimancheALaCampagne
1984年制作 古い映画だ。
まだ、東京で一人暮らしをしながら働いていた頃の。
今夜、夫と久しぶりに「レイトショーに行こう。」
ということになって、ふと一人で観ていた頃の映画を
思い出した。
ネットで調べると、ストーリー等すぐ出てきたけれど
批評の末尾は「何も残らない映画・・・」と。
思わず、反論を書きたくなった。
私にとっては、とても心に残る映画だった。
老人の老いの寂寥だけでなく、自慢の娘の孤独・寂しさが
胸に迫って、息苦しいほどだった。
今は、人は誰でもある時期にそういう孤独感を精神的な
意味合いだけでなく、実際に一人で生活して体験した
ほうがいいのではないかと思っている。
寂しい時・困った時もすぐ実家に帰ったり頼ったりせず、
安易に紛らわしたりもせず、本当の自立を目指して。
自分ひとりの心細さ・人間一人の弱さをきちんと見つめると
他人との拘わり合いに対する考え方も、根底で変化するよう
に思う。
だって、その批評をした人の心には何も残らなかっ
たんですもの
お気の毒なんです!!
どんな作品にでも、何かしらヒントがあって(そう
思い込んでいる・・・)それを見つけてGETできたら
幸せですもの~なんてね(*´艸`)
その作品、いつか見てみたいです☆
家族・老い・・・私は少し過敏かも。
他のブログの批評は、『人生は続く。』
と結んでいました。
私のように感情的にはならずに、でも
共感を感じる批評でした。
機会があったら見てみて。