Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

風雨の中のテント泊と花々。

2018-09-11 01:03:00 | 山歩き





バスターミナルから小梨平キャンプ場までは思ったより歩いた。





今回、
上高地に来た目的は、焼岳登山・・・
・・・ではなくて、ソロのテント泊デビューでした。


はなしは遡りますが・・・

去年、所属する山岳会の40周年記念行事として
上高地集中登山 」というのがあって、


槍や穂高などのコースだけでなく、
上高地散策 というのもあり、泊まりは、テント泊



私は、参加申し込みして楽しみにしていたのですが、
直前で風邪をひいて寝たり起きたりしながら
整えた装備を枕元に置いたまま、結局
あきらめなければなりませんでした。



上高地は、バスなら乗り換えなしでアクセスが楽だし、
バスターミナルから、小梨平キャンプ場が一番近く、
施設も整っていることも聞いていました。


なにより、去年、準備をしながら私はすっかり行ける気に
なっていたので、今年こそは上高地に来たかったのです。






梓川沿い。一番景色のいい区画。





どの辺りにテントを設営しようか。



その場で迷わないように前もって考えていたのに、
つい楽をして思っていた梓川沿いではなく・・・





地味なフライシートをかぶせる前に、黄色で撮っておこう。





手前の区画に張ってしまいました。

トイレ・炊事場に近い便利だけどにぎやかかもしれないので
避けようと考えていた辺り。。。



(コレは、下山後戻って見ると大学生グループに囲まれ
思っていた以上の、にぎやかさになってしまっていたけれど
木々や構造物の風よけがあった点で、結果オーライでした。)











とにかく、重い肩の荷を下ろしたい一心。
ロープも張らないうちから、荷物を放り込む。



写真を撮った後は、フライシートをかぶせ
ロープを張り、ペグを打ち・・・
一本余ったけれど・・・
まぁチェックは、後でいいかーー。



とりあえず焼岳に向かい、へとへとで戻り・・・
・・・・小雨だった予報は、悪化して
いたことも知らず、結局そのまま寝込んでしまい
夜中、激しい風雨の音で目を覚ましました。



冷えてきたのでセーターを着て、シェラフカバーも出す。



テントは、意外としっかりとしていて
ベンチレーターからしずくが垂れている以外
浸透もないし、風で布が震えてもいない。


ペグを打ち忘れたとことが心配だけれど・・・
大丈夫そう。。。ねむいし。。。



そのまま寝ていたら一度、バン!!
と、スゴイ風圧を受けて、一瞬テントがつぶれたのかと
さすがに飛び起きました。



でも、山のテント場ではないので、コワくはなかった。
つぶれたら屋根のあるところに避難したらいい。
宿泊料金ぐらいは念のために持ってきたので大丈夫・・・
でも、朝は?雨が降り続いたらどうやってテントをたたむ?
どうやったら持ち帰れる?



・・・と思いつつも、前日の夜行バス同様、
気がつくと、今度は朝まで寝ていました。


幸い、朝には降ったりやんだりの、
小降りになっていました。



意外だったのは、下の縫い目から水が入りマットの下に
水たまりができていたこと。
(ホースで水をかけたチェックでは、わからない盲点でした。)
ラッキーだったのはワタシの重さで下が凹んで
マットの下だけに水が収まり、
荷物も私も濡れなくてすんだことでした。



夜騒いで注意を受けていた大学生のグループが
寒くて寝られなった、とか、
今日雨なら、昨日焼岳に登っておけばよかった。
から始まって、○○にコクれとかなんとか・・・。
声だかに話しているのをしり目に
テントをたたみながら、山のテント場ではなく
小梨平はキャンプ場だからかなぁ・・・とガッカリ。
若い人は好きだけど、こんなのは閉口。


同時に今回試してみて
一人では、水が増えた荷物の重さを運びきれないし、
憧れの山のテント場を目指す時は、重さを分担して
持ってくれる相棒が居ないとムリだと実感。



テント泊ソロデビューは、最初で最後になりそうです。



・・・となると、今度のテン泊はいつになるだろうか。





□   □   □   □



雨で夕日も朝日もみられなかったけれど・・・
夏の終わりで少ないと思っていた花は、
期待以上に見ることができました。


















欲を言うと、雨が降っていなければテントをたたむ前に
身軽に明神池に行きたかった・・・。








楽しみにしていた明神池畔の嘉門次小屋の
岩魚とお蕎麦は、上高地食堂の岩魚とお蕎麦に変更。











食堂ある2Fから、バスターミナル付近を眺める。
バスが入るたびごとに多くの人が集まったり散ったり・・・




また来たい。・・・きっと、来よう、と思いました。





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