2018/09/16 佐川美術館
開館20周年特別企画展『田中一村展』
・・・を観てきました。
7月14日から開催されているのに、当日は
最終日の一日前の日曜日。
どれだけ、’美味しいものは後回し’的性格なのか。。。
(『アダンの海辺』1969年を見逃してしまった。)
南の島で、絵を描き続けた孤高の画家ということで、
「日本のゴーギャン」といわれるけれど・・・
奄美時代に入ってからの作品は
ある時期の・・・
私が一番好きな時期のダリに似ている気がする。
色も、絵の巧みさ、陰影の深さ、
そして時間の感覚が消えたような風景。
チケット売り場あたりの人の列を見ながら、
第3駐車場に誘導された時には、ぞっとしたけれど
それでも京都国立博物館のように絵が見えないようなことは
ホンの入り口だけで、いつの間にか混雑も気にならない程
絵に魅かれていった。
南画を描き神童と言われた幼少期から晩年まで。
田中一村の生涯の作品を追った展示は見ごたえがあった。
気になったのは、≪秋色≫という線や色が踊る作品と
タイトルを忘れた小品のたしか軸で、四角くあっさりと岩だけを
描いた作品。
両方、それぞれにモダンアートのような感じを受けた。
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