2017.04.13
信楽の MIHO MUSEUM で
2017年春季特別展
和ガラスの美を求めて
ー 瓶泥舎コレクション ー
2017.03.18-06.18
・・・を観てきました。
道後温泉「瓶泥舎びいどろ・ぎやまん・ガラス美術館」の
創立者・大藤範里氏の江戸ガラスコレクションです。
ガラス瓶などは清涼飲料水やワインのボトルさえ
日頃捨てられないワタシなので、とても楽しかった。
美しく、かわいく、優しく・・・
あ・あ・・・・欲しい
じつは、今回は3月いっぱいで任を終えた
滋賀県立近代美術館の火曜班の集まりでした。
例年ですと、
レセプション棟から美術館棟に行くまでの
しだれ桜のちょうど満開時期。
お花見を兼ねていたのですが。。。
ほとんどまだ蕾。
トンネル前の紅白の桜だけが
私達をほころんで迎えてくれました。
餡巻きみたいな珍しい桜餅&お薄。自然農法の餡がおいしい。
美術館カフェのPine Viewで
しばし、おしゃべり。
ボランティアは、休館前に解散・・・と聞いていたのですが
登録した人を対象に学習会が定期的に催されるそうです。
最後まで頑張って、素敵なご褒美だと思います。
私は一年前に辞めちゃったけど、ほっとしました。
同じように直前に辞めた人は、別のところの募集に
応募したとのこと・・・
皆相変わらず元気で、活き活きとしていました。
このメンバーで、良い経験を一緒に出来て、
本当に良かった。
8月に再会を約束して解散。
※・・・と、昨夜準備した記事は、ここまででしたが
きのう、大津市での山本幸三地方創生担当相の
「がんは、学芸員。一掃しないと」
⇒http://www.huffingtonpost.jp/2017/04/16/yamamoto_n_16054370.html
・・・を今朝の新聞紙面で目にしました。
繰り返してfacebookやブログで書いていますが
新生美術館として生まれ変わるべく増改築のため
今月~2020年3月末まで、
滋賀県立近代美術館は休館になりました。
学芸員の人たちは、散り散りに他の美術館に移る
ということではなく、専門の研究を進めると聞いています。
それでも、展覧会の企画・展示の仕事はありませんから
手伝いなどに出張とかするのだろうか・・・と
わからないながら、陰ながら心配していました。
幹部職のような方もいれば、活き活きした現代美術の
展示を見せてくれた若い学芸員さん達もいます。
いったい、どんな気持ちでこの発言を受け止めたことか・・・。
さすがに、正当な非難の嵐に
発言を撤回 したそうですが
覆水盆に返らずって、知っていますか?
なぜ、今、大津で?
新生美術館構想実施までの経緯の中で
学芸員さん達との意見の相違に対して、
勝利の雄たけび・はらいせ発言でしょうか。
怒りを感じました。
正直にいえば、新しい美術館の方向性を
危惧しているのは学芸員さんだけじゃありません。
よい美術館はたとえ、海外からでも集客できるでしょうが
>歴史資源を生かした観光立国・・・
とか
>観光マインドを持って、
観光客が喜ぶパフォーマンスや説明・・・
などという、
山本幸三地方創生担当相のいうような、
まず「観光マインドありき」では、創れないもののように思うのです。
来館者重視の美術館づくり、わかりやすい美術館づくり
魅力ある美術館づくり・・・・
新生美術館構想は、正直言ってそれらからより
離れつつあるように、私も感じています。
大好きな場所だっただけに・・・不安です。
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