Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

ちくちくしごと

2010-03-18 13:59:00 | きもの・しごと





mask 信州から持ち帰ったらしい風邪が治りません。symbol6




たいしたことはないのですが、とにかくだるい。。。
お天気も悪いし・・・
こんな時は、外出も力仕事もひかえて、
たまっているお針仕事」を片づけましょうsymbol7






まず、これは、Mさんからのいただきもの、
サマーウールの単衣


お直し途中だったお袖は、
袖付けで裄出し(ゆきだし)をして。

着用時に衿幅を折る広えりを
そのまま着られるばち衿に。
もともとMさんが直していたのを、
お仕立てしたときの状態に戻しました。
衿先は衿裏をつけ、広えり風の仕上げ。







これは、紬の八寸名古屋帯
去年の「長浜きもの大学」の折、衝動買い。



なぜかすごく安くてビックリしたのですが、
仕立てが間違っていて、そのままつけられず
しばらく、そのままにしてありました。

八寸は名古屋帯と言っても、
名古屋仕立ての名古屋帯=九寸名古屋帯とは違い
芯をいれず、お太鼓部分だけを折り返し
手先とお太鼓部分だけをかがり縫いしまつしますが、
お太鼓部分をぜーんぶかがるのは大変なので
手先のほかは、たれ先の両脇と帯山付近だけ
かがって、簡単に仕上げました。


爽やかな山の緑が寒色中心にうねるような
折り目で表現されていて・・・
お天気のいい日に早く、しめたいなーー。








近頃の私には珍しくアンティックっぽい柄の目立つ羽織
お店のリサイクル商品で、とにかく「かわいいなぁ。」と。。。




ふつう、あまり手を掛ける必要があるものを
買うことはないのですが・・・
それを覚悟しても欲しいと思うくらい、
おもての色柄ばかりか、羽裏の色・風合にいたるまで
気に入ってしまって。。。




いやー。
予想通り、大変でした。


まず、裄だし
次に、お嬢さん向けのやや長いお袖を1尺7寸(49cm)の
標準袖丈に直して。
さいごは、衿越しの色あせが見えた衿を表裏反して
(つまり、一度はずしてすっかり付け直してase2
色かたちがよく合うので、買っておいた丸ぐけの羽織紐をつけて完成symbol7

このやや生地の薄い羽織もちょうど今から
しばらくの間が着用のベストシーズン。
手間をかけた分、とことん着ようと思います。










item5 がんばったなぁ。わたし。
新品の袋帯と帯芯が、ほったらかしになっているとか・・・nose4
庭に野草が、ぐんぐんのびてきているとか・・・nose3
あんまり考えないようにして、


満足。・・・とりあえず、満足。





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コメント (4)
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