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Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

美術館巡り№5:大阪市立美術館

2006-08-03 12:34:30 | 美術・絵画



大阪市立美術館:『プラド美術館展』
公式HP <ahref="http://event.yomiuri.co.jp/prado/">http://event.yomiuri.co.jp/prado/

スペインの美術館とあって、むか~し同国を旅したことのある
オットが久しぶりに同行。

日本未発表の作品ばかりだったのですが、ベラスケスやゴヤ、
エルグレコ・・・巨匠達の作品は、大作を別の機会に見ていたりして、
量の割りに新鮮な感動は余り感じることが出来ませんでした。



ペレーダ、アントニオ・デ
《天使により解放される聖ペテロ》
1943年、油彩、カンヴァス、145×110cm

その中で、うれしかったのがコレ。

 この画家の聖人のなんと暖かい愛嬌のある表情。
聖ペテロがこんなにかわいいおじいさんで幸せそうな
おっとりした表情でいいのか?と思わずにはいられませんが
本当に愛すべき表情です。

 で、その身体は苦難を物語ってか、年輪の重さをしっかりと
受け止めたリアルなたるみ、皺が描かれている。

 カラバッジョから毒気とくどさを抜いたような画力と
個性に初めて図録で『聖ヒエロニムス』
http://art.ciao.jp/htm/b0013.htm
に出会って以来、魅せられている画家です。

 図録の一点だけで、今まで実際の作品を認識して
見たことがなかったのですが、模写もしているので、
入室した時、すぐに同じ画家の作品だと気がつきました。

 とてもうれしい「再会」あるいは「出会い」でした。


梅雨明けのとても暑い日で、外に出るともう何処へも行く
気力を失なっていました。
 

公園を通り抜けようとしたところ、「????



「あっぷ~!!」 



デーモン小暮のようなメイクはカワイイけど、
去年最後の枚方菊人形がこんなところにきた!と思ってしまいました。
1週間ぐらいなら、うちの庭にも来て欲しいような・・・。びみょー。