ゆめの、12歳離れた姉弟の観察日記とバスケット(JBL・bj・車椅子バスケ)応援ブログ
銀の夢



自分の幸運と運の無さを
今日は両方感じてしまいました。

勢いつけて、書きます。


さて
旭川リバースは札幌とは全く反対に
「正規メンバー」と「健常者主体メンバー」に分けてきました。

もともと
健常者メンバー(そして女性)の多いチームなのですが
今日はそこに2名の障害者メンバーが入ってのチーム。

前回見た時にも
プレイの上手さはもちろん元気の良さにも好感を感じていた
旭川健常者チームだったのですが

そこに入ってプレイする
見るからにがっしりとした体つきの障害者プレイヤーは
これまで3回見てきた旭川リバースでは初めて見る選手でした。


しかも
めっちゃ上手い!

そして
もう一人の小さな障害者プレイヤーに
試合中でもガンガン指導してます。

(多分)ピックアンドロールを何度も教えていたように思いますが
その小さな選手はなかなか上手くいきません。

始めたばかりなのか体もまだまだ細く、
放つシュートもほとんどゴールに届かず。

でも、
ディフェンスはいい動きをしていましたよ。


そしてその小さな選手を(小さい小さいって、ごめんなさい)
一生懸命教えていたその大きな選手。

(何で、この選手今までゲームに出てなかったのかなぁ)
と不思議に思っていたら

帰りがけに旭川リバースのCAPからお聞きした言葉は
「彼は元JAPANNですよ」って。



あのですね、
なんか、
どっか、
かすかに、
見覚えアルお顔だったんです。


そしてさっき、
やっとワカリマシタ。


京谷さんのHPにリンクされていた
ある有名なプレイヤーのことを。

92年から04年まで4回もパラリンピックに出場し
その後様々な活動をされている

神保 康広さんさんだったのです。

(HPでは、マレーシアに行ったところまでしかわかりませんが)



そんな素晴しい選手のプレイを
偶然にも目の前で見られた私はなんてラッキーだったのでしょう。

しかし
(写真も撮らず、握手してもらうこともなく)
ただ「ほぉ~」とか言いながら何気に見ていただけの私は
運が無いとも言いますが・・・


(ホントにこれ1枚しかナイ・・・)




それにしても神保選手は
何故ゆえに旭川にいらっしゃったのでしょうか?



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すべてを見ることは出来ませんでしたが

今回はあまりカメラを構えず
割とじっくりゲームを見てきました。


今大会は障害の度合いや健常者関係なく
自由にゲーム参加できる『オープン戦』とのこと
(もちろん、私も初めて知ったのですがね)


札幌ノースウィンドと旭川リバースは
それぞれ2チーム出場でしたが

両チーム全く別の選手の分け方で
私の中で新たな発見があってとても興奮しました。


あっという間に車椅子バスケに惹かれた私の
漠然としたそのイメージは

「車椅子バスケット」=障害者のスポーツではなく
あくまでひとつのスポーツだったのですが

今日
その思いがくつがえされました。

間違いなく
「車椅子バスケット」=障害者のスポーツです。


障害レベルの重さによって
同じプレイでも容易にできる人、
ものすごい苦労して何とかできるようになった人、
どんなに頑張ってもできない人
が居るわけで

その持ち点の低い選手の出来ない部分を
持ち点の高い選手がどれだけカバーできるか

それがとっても重要な
まさしくチームスポーツなんだなぁと感じました。


札幌チームは
今回チームの力が分散されしかも土曜日は主力が不在

あまり試合経験の少ないであろうプレイヤーを
どうカバーし、どう生かしていくかが

チームにとっては課題であったのかもしれず

でも私にとっては
メンバー同士のケミストリーがすごく面白かったのです。
(例えば、シュート率の高い選手が自分にマークを引き付けた瞬間
ロングシュートが届かないであろう選手をゴール下に走らせて
ナイスパスしてレイアップとかね)


ううん、なかなか上手く説明出来ない自分がもどかすぃ。


何故今頃そんなことを?

これまで見た持ち点の低いプレイヤー達は
そんなレベル分けなど感じさせないほどのプレイだったから。


今日も
札幌ノースウィンドのCAPが綺麗な3Pを決めていました。

自称『車椅子界のファッションリーダー』#13さんと
その後お話した時に聞きました。
「持ち点1.0の人は、そう簡単に3Pなんて入れられませんよ」

クラス1.0…腹筋・背筋の機能が無く座位バランスがとれない為、
     背もたれから離れたプレーはできません。
     体幹の保持やバランスを崩して元の位置に戻す時、
     上肢(手)を使います。脊髄損傷では第7胸椎損傷
     以上の選手で、基本的に体幹を回旋する事ができません。
         (JWBF 機能的クラス分けマニュアル参照)


みんな、
すごい努力したんだろうなぁ。





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