すべてを見ることは出来ませんでしたが
今回はあまりカメラを構えず
割とじっくりゲームを見てきました。
今大会は障害の度合いや健常者関係なく
自由にゲーム参加できる『オープン戦』とのこと
(もちろん、私も初めて知ったのですがね)
札幌ノースウィンドと旭川リバースは
それぞれ2チーム出場でしたが
両チーム全く別の選手の分け方で
私の中で新たな発見があってとても興奮しました。
あっという間に車椅子バスケに惹かれた私の
漠然としたそのイメージは
「車椅子バスケット」=障害者のスポーツではなく
あくまでひとつのスポーツだったのですが
今日
その思いがくつがえされました。
間違いなく
「車椅子バスケット」=障害者のスポーツです。
障害レベルの重さによって
同じプレイでも容易にできる人、
ものすごい苦労して何とかできるようになった人、
どんなに頑張ってもできない人
が居るわけで
その持ち点の低い選手の出来ない部分を
持ち点の高い選手がどれだけカバーできるか
それがとっても重要な
まさしくチームスポーツなんだなぁと感じました。
札幌チームは
今回チームの力が分散されしかも土曜日は主力が不在
あまり試合経験の少ないであろうプレイヤーを
どうカバーし、どう生かしていくかが
チームにとっては課題であったのかもしれず
でも私にとっては
メンバー同士のケミストリーがすごく面白かったのです。
(例えば、シュート率の高い選手が自分にマークを引き付けた瞬間
ロングシュートが届かないであろう選手をゴール下に走らせて
ナイスパスしてレイアップとかね)
ううん、なかなか上手く説明出来ない自分がもどかすぃ。
何故今頃そんなことを?
これまで見た持ち点の低いプレイヤー達は
そんなレベル分けなど感じさせないほどのプレイだったから。
今日も
札幌ノースウィンドのCAPが綺麗な3Pを決めていました。
自称『車椅子界のファッションリーダー』#13さんと
その後お話した時に聞きました。
「持ち点1.0の人は、そう簡単に3Pなんて入れられませんよ」
クラス1.0…腹筋・背筋の機能が無く座位バランスがとれない為、
背もたれから離れたプレーはできません。
体幹の保持やバランスを崩して元の位置に戻す時、
上肢(手)を使います。脊髄損傷では第7胸椎損傷
以上の選手で、基本的に体幹を回旋する事ができません。
(JWBF 機能的クラス分けマニュアル参照)
みんな、
すごい努力したんだろうなぁ。
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