ももママの心のblog

猫が大好き。有料老人ホームで生活相談員をしています。映画が好きだけど、なかなか見られません。

ER XⅠⅠ 250話「あのとき何が」(4/30放送)

2007-05-03 | 海外テレビドラマ
胸部痛を訴える男が運ばれてきた。なんとそれは新しく来たスタッフドクターだと分かった。患者を装うためとはいえコカインを2回、テキーラを1本、バイアグラを3錠やったというドクター・クレメンテはイヤミなやり方でスタッフに口を出すが、最新鋭の技術と確かな腕がありそう。しかし、セクシーだわと一度は口にしたニーラも、敬遠してしまう。その結果、患者を危険にさらすことになり・・・。
6年間昏睡状態だったブレア・コリンズが覚醒した。ルカ・コバッチュは彼女の担当になるが、悲惨な事故の詳細について彼女に伝えることは先延ばしとなっていた。
プラットの父親・チャーリーは、また息子に会いに来た。しかし、プラットは彼は父親でも親父でもないと言う。母親を無責任に妊娠させただけの男だと切り捨てようとする。しかし、デートの相手・オリビアは、チャーリーは良い人よ、という。

なんとも、また、癖の強いドクターが来る事になったものだ。ケリーが来た時もそう思ったし、ロケット・ロマノにもびっくりだった。しかし、ドクター・クレメンテは最上級かもしれない。そして、この人が部長になるのか?ケリーが言った「NYでの徹を踏まないでくださいよ。」と言った一言が気になる。どうも、あちこちでトラブルをやっているのだろう。そんな曲者だと承知で呼ぶのが、やはり曲者ケリーなのだ。
ルカは今回はブレアにつきっきりだった。「彼女には知る権利がある」と悲惨な事故の詳細を本人に伝えようとする彼だが、私には「知る権利」がどれほど残酷なものなのかと、心配が先にたってしまう。多くの日本人はそんな受け止め方をするのではないだろうか?6年も昏睡状態にあっていきなり目覚めた彼女には、現実は過酷過ぎる。ウェディングドレスの仮縫いをしていた彼女は、今では彼に妻がいる事を知るのだ。それだけではない。母親の悲劇的な最期について、知る事はどうしても必要なのだろうか?知らない方が良い事もあると思ってしまうのだが・・・。
プラットが父親を受け入れられないでいるのは、少々極端な気がする。しかし、若者にコンドームを渡しながら性教育する現在の父親を見て、腹立たしくなる彼の気持も分かるのだ。「お前にそんなこと言えるのか?自分のやった事を考えてみろ!」しかし、自分のやった事を考えながら生きてきたからこそ、若者たちにいえるのだろう。「この年で子どもを持ったら、一生が台無しだ」と。


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