CT125エンジンオイル交換所要時間

今日は天気が良くてバイク日和だが、昨日の目眩が完全には治っていないのでバイクで出掛けるのは自重。その代り気温も上がりポカポカしている昼飯前に、エンジンオイルの交換作業。

乗り出しからは4回目の交換、Odoは4,835km、前回交換が11月21日3,017km時だから丁度2ヶ月、その間の走行距離は1,818km。1,000kmまでは諸般考慮して店に依頼したが、前回からは自分で交換、これで2回目、さて交換時間はどの位掛るのか計ってみた。

バイクカバーやロックを外してセンスタを掛けた所から計測スタート。エンジンが冷えているので、暖気しながら段取りを行う。

長くエンジンを掛けるておくのは周囲に迷惑なので、1分弱でエンジン停止。抜けを促進する為にEオイル給油口のキャップを外してから、17mmのボックスでドレンボルトを外し、廃油ボックスをあてがって排出、今日は無風なので飛び散る事も無い。その間にドレンボルトをパークリで清掃、ストックしてある新しいドレンワッシャーをセット。

そういえば、R100RSに乗っていた頃、モトラッド京葉でオイル交換をすると、クランク周りの清掃にパークリを湯水の如くに掛けて、パークリ1本分の代金もオイル交換費用に含めて請求してきた、実際には1本丸々なんか必要無いし、そういう使い方や金銭感覚にも抵抗があり、そんなのもBMW Dラーとの付き合のストレスになっていたから、殆ど自分でやっていた。

7～8分放置し、車体を揺すったりもしたが、やはり気温が低めでエンジンもあまり温まっていないので、抜けは悪いが仕方ない。

オイルの汚れ具合はまあ普通、金属粉は無い。V-Stromの時は5,000km毎に交換していて、それを見慣れているのでまだ綺麗な感じ。

実際、チョイ乗りは殆どせず、一度出掛ければ最低でも100km前後は走るから、油温も十分に上がり、クランクケース内の水分のオイル混入も低く（特に寒い時期、CTにEオイル点検窓は無いが、この点検窓に白濁が見えるのはこの水分が原因）、オイルには良い環境で、汚れ具合だけ見るなら3,000km毎の交換でもいいかもしれないとは毎回思うけど、空冷でオイル量も少なく、殆ど全開走行だから潤滑性能まで考慮すれば、まあ2,000km位が安全かもね。

パークリでクランクのドレン周辺を綺麗にしてからドレンボルトを締める、手トルク24N・m。

トルクレンチ、エンジンでもバラして組み直すなら必須だろうが、素人日常整備だとトルクレンチを使う場所と言えば、オイルドレンボルト、スプロケット、アクスルシャフト、チェーンアジャスター、ブレーキキャリパー位だろうか。ドレンボルトは厳密にはドレンガスケットの形状や材質でもトルクは変わるんじゃないかと思う。

CTは上記の内、アクスルシャフトが59N・m、それ以外は概ね20N・m台、最大60N・ｍのデジタルも良さそうだが、トルクレンチは大体計測範囲の中心値から70％位の範囲で使うのが好ましいから、アクスルシャフトはその範囲から外れてしまうし、柄が短いと力も入らない。かといって、2本持ちも面倒だし、どうせなら中共製や台湾製じゃなくて、国産物が欲しいとなると費用も掛るし、と、いつまでたっても決まらないｗ

ECSTER R5000/10W-40をオイルジョッキに。前回の残り0.4L+今回口開けした缶から0.3Lで合計0.7Lを給油。

オイルキャップを締めて、オイルゲージを見た後にエンジンを始動し、30秒程アイドリングしてからエンジンを止め、クランクケースにオイルが落ちてくるのを3分程待ってから、オイルゲージで確認して終了。

合計所要時間は15分程。

ちなみに、費用的にはECSTER R5000@989*0.7=692、廃油ボックス2.5L@230*1/3=76（廃油ボックスの吸油材は3回に分けて使用、オイル、廃油ボックスはモノタロウで購入）、ドレンワッシャーM12@87（アマゾンで購入）計855、オイルジョッキ1LはHCで300円弱（いずれも税込）。

夢ホンで交換するとG2が0.7L@1,116+工賃1,100、ドレンワッシャー@82、合計2,298(税込)となる。