Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

「ノクターン9-2」から

2012-02-15 23:43:33 | Weblog

 4月22日(日)はS学苑ピアノ教室の発表会がある。しかしあまり練習してないし、今回はキャンセルしようと思っていた。2月9日のレッスン日もその時間犬の散歩に出かけていた。その留守にS学苑から電話があり、出た妻に「先生からの伝言ですが、4月に発表会があるので、レッスンに出てくるようにと言ってください」との伝言があった。時間を見ると6時10分を過ぎていた。私のレッスン時間は午後6時から30分間である。行って断ろうと自動車で出かけた。家から近くにあり3分ほどで着いた。

 先生曰く「前回出た男性4人は全員出ますし、貴方も出てほしい」そしてプログラムの原稿を見せてくれた。そこには私の名前があった。この状態では断るわけにもいかないかと思った。15分ほど「ノクターン9-2」弾いてみた。この曲に決めてから半年ほど経つが家ではまず練習してないし、レッスンも休みがちであったので、上手く弾けなかった。それでも「これから休まずにレッスンを受ければ。ここまで弾けたのだから、本番までには間に合いますよ」と言った。そこまで言われたらやらざるを得ない。そんな訳で、この5日ほどは、短時間であるが毎日弾いてきた。この曲は原曲ではなく、初級者用に編曲してある。この5日ほどの練習で、少し上達したかと思い、YOU TYUBEで原曲を聞いてみた。まるで別の曲を弾いているようで、私が弾くのと全然違った。改めて自分の未熟さを思った。とは言え発表会まで何日もあり、それに近づけたい。

 パソコンで開いて、ショパンや、「ノクターン9-2」について調べてみた。『ショパンは「ピアノの詩人」と言われるように、ピアノ独奏曲を多く残している。その中でもノクターンは全21曲あり、作者は20歳の時から晩年に至るまでほぼ均等に創作されている。ピアノ独奏曲としてのノクターンは、アイルランド出身のジョン・フィールドの影響を受け、完成させたと言っていい。その中でもこのノクターン9-2は大変有名な曲で、ロマンチックなメロディーが修飾されながら繰り返されるだけで、音楽的にはそれほど深みはない。ただ基本になるメロディがあまりに美しいこと、しかし様々な修飾が入るにもかかわらず演奏難度が低いのがポイントである』このようなコメントがあった。

 ショパンは39歳で結核で亡くなったとある、その間理解者に恵まれ短い生涯を閉じている。彼の曲を聴くと心が洗われるような気持ちになるが、私もこの曲を選んだのも、そうした心境に浸りかったからなのかもしれない。今まで発表会の都度失敗している。今回も自信がないが、やるだけやろう。 


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