Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

カエデの葉が落つ

2017-07-22 21:29:22 | Weblog

 今年は庭木に剪定をこまめにやった。寄る年なみなのか、樹木への愛着が増し植木屋になったような気分になって樹を見る時間が多くなった。6月上旬から7月上旬のにかけ約一か月間、朝早く起きて庭作業を行ってきた。一日1時間から2時間程度であったが約20日間行った。剪定した枝葉はまだそのままになっているが整った木々が生き生きしている姿を見るのは楽しい。中でも門の脇にあるカエデの剪定は時間をかけた。このカエデは枝葉が横より上に向かって伸び密集するタイプで、その密集した葉にイガラの幼虫が発生し触ってしびれたような痛さを何度も経験した。イガラに食べられた葉は、枝のみが不自然に伸びていて格好が良いカエデとは言えなかった。

 そこで上に伸びる枝を切り、横に張った枝を伸ばす剪定を行った。これで秋の紅葉と落葉して赤黄色のじゅうたんのようになった周辺を思い描いた。丁度薄日が漏れる山カエデの様な枝ぶりになった。しかし7月中旬になって赤みがかった葉が落ちるようになった。なぜこの時期にこうしたことが起きるのかわからなかったが小砂利を敷いた路面に葉が落ちていた。考えるに暑い日が続き、カエデに水やりが少なかったことが原因かと思った。それ以降は毎朝多めに水やりをするようにしている。

 しかし、落葉するのはその後も続いていた。水でなければ、他に考えるのは、このカエデの周りには竹が生えていて根がこの樹の下に密集し養分を吸い取っているのではないかと思った。そこで7月20日、鍬でカエデの周りを掘り起こし竹の根を除去した。思ったより根は張っていて、これでは近くにある樹木は弱ってしまうように思った。根は四方に張りめぐらせていて、その内、約1㎡ほどの広さにあった竹の根は取り除いた。庭には生前父が塀沿いに目隠しのため竹を植えたものであったが、段々広がり庭のどこからでも竹が生えてくるようになった。この竹の除去は根を取るのが骨の折れる仕事であったが、しかし、竹は家庭菜園の棒にしたり、七夕用に近所の方が譲ってほしいと来ることもあり有用である。しかし増え過ぎると邪魔な植物といえる。

 今朝、カエデのしたの砂利道を掃除するといつも落葉していたカエデの葉が少なくなっていた。このことから落葉するのは竹の根が原因していたのかと思った。山などで手入れをしないと竹に侵入され、以前あった樹木が枯れてしまうことは良く聞いていたが、我が家にある小さな竹でも、増えると竹の力に負け他の樹木がやられてしまうようだ。昔は関心がなかった庭木もいろいろのことを教えてくれる。

 


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