雲と空  

日々のこと、相撲のこと。

良い病院、そうでない病院

2005-04-08 11:58:10 | ひとりごと
数日前に祖父が入院したので
昨日はお見舞いに行って来ました。

高齢だし 大の病院嫌いで 過去に入院中パニックを起こし即退院ということが
あったので とても心配だったのですが 落ち着いていて
思ったよりもしっかりとした表情をしていたので
安心しました。娘を見てとても喜んでくれたので
連れて行って良かった!

祖父はナースセンターの隣の部屋でした。
ふと見ると隣のベッドのおばあさんの手元が血まみれ。
どうも自分で点滴を抜き そのあとを更にいじっているようで
布団にも大きな血のシミが・・。
慌ててナースセンターに知らせにいきました。 

・・・ 何のためのナースセンター隣の部屋なんでしょう。
部屋もそのままつながっているので ちょっとのぞけばすぐに
わかると思うのですが こんなになるまで誰も気付かないなんて・・・。

そのおばあさんはすぐに処置してもらっていたのでそれは良かったのですが
看護士さんの一人は「ト・モ・エ(仮名)ちゃん、なんで抜いたんねー」って。
そんな子どもに話しかけるみたいな口調でそのうえ「ちゃん付け」はないでしょー、
と不快な気分になってしまいました。

また、来た時と帰る時、一緒に来た母がナースセンターに
「こんにちは、お世話になります」とか「よろしくお願いします」と声をかけたのですが
たくさんいたナースの誰一人として返事せず、顔すら向けず。
忙しい人も多かったのでしょうが でも挨拶ってすべてのことの基本ですよね。
それに「はーい」って返事をするぐらい どんな状況でもできそうな気が
するのですが 無理だったのかな? 中にはニコニコ顔で談笑している人たちも
見えたのですけどね・・・。

実際の先生の腕など病院の治療に関するレベルは 私にはわかりません。
しかし どうなんでしょう。スタッフや体制がこんなんじゃ・・・・
推して知るべしという気がします。
幸い祖父は 数日もすれば退院できそうなのでそれまでの辛抱です。

そのとき ずっと昔1度だけ行ったことのある整形外科を思い出しました。
そこでは 先ず診察の前に問診表を見た先生が
「初めてですね。 私 ここの院長の○○です。よろしくお願いします」と
言われました。先生から挨拶されたなんて初めてのことで驚きました。
でも なんか人として信頼できるような気がしたのを覚えています。

考えてみると はじめてあった人に自己紹介する、挨拶するって
社会人としては当たり前のことですよね。でも医者・患者の間では
やはりどうしても医者が一段上のような感じが強くて 医者から自己紹介が
あるなんて普通はないですね。当たり前になっていることですが
本当はとてもヘンなことかもしれない、と思いました。

そういえば アメリカで病院にかかったときは 必ず最初に先生も助手も
「私が担当の○○です」って自分の名前を言っていましたねぇ。 

そんなことは 医療技術の腕には関係ないって言われるかもしれませんが
でも今回 かかりつけの内科では発見できなかった 祖父の不調の原因を
見つけて、大きな病院で見てもらうようとすすめてくれたのは 
その整形外科の先生だったと 後から母に聞きました。
(病気的にはやはり内科の病気でしたが)

病院や医師についてちょっと考えた1日でした。

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