雲と空  

日々のこと、相撲のこと。

器 いろいろ・・・

2005-09-30 12:44:50 | 陶芸
子どもの手が離れたら何をしたい?と聞かれたら
真っ先にやりたいことは2つ。
そのうちの1つが陶芸です。

随分前ですが 教室に通っていました。
近所のカルチャーセンターで 手びねり半年、ろくろ1年半。
アメリカで 町の陶芸家組合の運営する教室に約1年半。

その2つの教室は 指導法も運営方法も全然違っていて
それに関しては言いたいことが山ほどあって語り始めると
いつもの4日分くらいの記事になりそうなので今日は辞めときます。
(それでなくてもいつもダラダラ長いのに・・・←わかってるんですよ)

これから 時々私が作ったものをUPしていこうかな、と思うのですが
それらはすべてアメリカで作ったものになると思います。
日本の教室で作ったものなんて ゆのみとちゃわんのみ。それも
つまんないものばっかりで、とても紹介できるもんじゃない・・。
(あぁまたグチが出てしまう・・・)

さて、上の写真ですが、これは直径12cmくらいのちゃわんです。
SHINOという釉薬をつけて焼きました。
たぶん志野のことだと思います。
つける薬の量が少ないと オレンジっぽい色ですが たっぷりつけると
日本の志野焼のような白い色になります。茶碗の口にあたりは濃くなったので
白っぽくなっています。
それに 何色だったか忘れましたが 透明か何かの薬をかけると
あら不思議、金色になります。(透明じゃなかったかも?)
私は その薬を筆にたっぷりつけて 器の上から
ぶ~んぶんと思いっきり振って 無造作に模様をつけてみました。
結構お気に入りの配色です。


これはでっかいローラーのような機械に
粘土を入れて作ったシート状のものを細長く切って編みこんだものです。
作るのは簡単ですが 釉薬をつけるのがちょっと厄介でした。
でも作る過程は楽しかったです。(のせているのは姫りんご)



これも自分で気に入っているものの1つですが 
直径18cmくらいのちょっと大きめな鉢(鉢かな?ボウルかな?まさか茶碗?)です。
色も形も我ながら思い通りに出来たかな、と。(あぁ自画自賛
ORIBEという釉薬を使いました。
織部のことだと思います。
写真ではわかりづらいのですが そのうえから筆を使って透明の釉薬で
少し模様をつけました。
緑+透明なのに、その部分は あ~ら不思議、焼きあがると 
ピンクになるのでした。
混ぜた後の色の変化については もちろん私にはてんでチンプカンプンで
そこは 本職化学屋のつれあいが 釉薬の成分表を見ては
あーだこうだと教えてくれます。
これに関しては プロの陶芸家たちからも彼は一目置かれ
重宝がられていました。
(実は このまま残って大学の陶芸コースを採らないかと彼は勧められていた) 


陶芸に関しては 数少ない夫婦共通の趣味なので
そのうち・・・歳をとってからでも 自宅に陶芸部屋を設け
my窯を持つのが夢です。
あぁ そのためにはまず社宅生活を脱出しなければ・・・・。 


追記(10/1): 一番上の写真の器の金色部分は SHINO+透明では
   なかったと思います。(←自信アリ)
   確か SHINO+ SHIGE BLACK  か SHINO+ TENMOKU のどちらか
   だったような気がします。・・・それでもあやふやで すみません。
   当時の陶芸ノートを確認すればすぐにわかるのですが それが
   どこにあるのやら・・・。押入れが多すぎてどこにしまったのか検討がつがず。   

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おぉ~!ここにも芸術家が! (マリーコ)
2005-09-30 20:51:32
明子さんといい、芸術家さんが多いですね~!



私は兄が雑貨屋を始めた頃に店に置いてた「黒田たいぞうさん」(字も忘れちゃった)の器を見て、初めて器に興味が湧きました。

色合いがかわいくて大好きでした

今でもハガキの隅に模様を書いたりする時はたいぞうさんの色合いでマネして書いてます



陶芸体験してみたい~!土をこねたい!

モリイソラ夫妻みたいに出来上がりの色までイメージできて作れるようになるには時間がかかりそうですよね。



夢バトンではなかったけど、将来の夢が聞けてうれし~な~
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あわわわわ・・・・ (モリイソラ)
2005-09-30 23:55:31
明子さんは本当の芸術家ですが そんな明子さんとならべて書いてもらったりすると恐れ多いです~。

もし 明子さんファンの方がこれを読んでいたら今頃こぶしを振り上げているかも?

ひゃぁ~逃げろ~。



出来上がりの色をイメージしていても どんなのが出来上がるかは出来てみないとわかりません。

同じ窯で焼いても置いている場所でも違ってくるし。だからこそ 出来上がりがイメージ通りだと感激です。ま、予想外でもいい方に外れるとラッキーですが・・・。

マリーコさんも機会があれば是非。やっている間は無心になり(たぶん)すっごく集中できますよ~。



お兄さんの雑貨屋さんステキそうですね。

鍋・ヤカン・ハタキなどを売ってるのかと思いきや・・・嘘です。

「黒田たいぞう」さんですね、調べてみよう。
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陶芸いいですね (cottontail)
2005-10-01 07:28:02
凄い!手芸に続き、陶芸までお上手!!

陶芸は、手びねりで何回か作ったことがありますが、奥が深くて、難しいので即時撤退した私。

器一つで食事の美味しさも変わるから、重要アイテムですよね。

しかしながら、食器は高い。

そして、なかなか自分好みの色形厚さのものに出会いません。

モリイソラさんみたいに自分で作れたらいいだろうな~。
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黒田泰蔵さん (マリーコ)
2005-10-01 10:56:22
モリイソラさんに調べさせたら悪いし、私もまたあの色合いを見たくて調べました!

・・・でもね、なんか兄の店にあった作品とは違うような・・・→http://www.arima-hanano.com/shop/index2.html



白を基調にーは同じなんだけど、もっとこう淵に水玉みたいな色が入ってたんですよ~。

あの色合いを見たいのでまた探しに行って来まッシュ
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あわわわ~ (明子)
2005-10-01 16:46:16
なんか「芸術家」呼ばわりされてる・・・



そんなたいそうなものじゃないです、単なる「趣味人」ですから



陶芸、アメリカで習われたというのが面白いですね。

私も数年前、友達のお父さんが陶芸に凝っていて電気窯まで揃えて

いらっしゃったので、何度か教わりにいきました。

釉薬をつけるのが一番面白かったですが、焼き上がるまで

どんな色になるか全然想像がつかないですよね。

モリイソラさんの作られた器、色合いが本当に素敵です~
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コメントありがとうございます (モリイソラ)
2005-10-01 23:45:45
cottontailさん、

お、手びねり体験者ですね♪ 

いろんなことに挑戦されてますね~!すごいなぁ。

陶芸をやっていて 自分好みの器が出来た時は

そりゃもうこのうえなく嬉しいです。

でも それに到るまでにはどうしようもない器が

山のようにできます。

これが 不細工でも自分で作ったものだけにそれなりに愛着も出て捨てられないんです~。

うちは失敗作も2人分・・・まるで飲食店のようなすごい量の食器です。



マリーコさん

わぁ、わざわざありがとうございます

実は「黒田たいぞう」で検索したみたら 出てくるのは同名の芸人ばかり。「陶芸 黒田」にすると 今度は大量すぎて見きれないし・・・で 見つけられずにいました。助かります。



で、早速見てみました。

作風を変えたんですかねぇ?

マリーコさんオススメのステキな色合いは残念ながら見られないけれど でも形がキレイですね。ステキ

白一色で勝負できるってことは その形の美しさに自信がないとできませんからねー。 



また 新しい情報があれば 待ってまッシュ



芸術家明子さん、

イヤイヤ謙遜なさらずに!

明子さんは間違いなく芸術家です!!
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↑あ、途中で投稿されちゃった! (モリイソラ)
2005-10-01 23:50:59
失礼しました。

気を取り直して・・・



 芸術家明子さん、

イヤイヤ 謙遜なさらずに!

明子さんは間違いなく芸術家です!!

ウエディングの衝立と椅子、ステキです

特に衝立のワイヤーワークはさすがに

すばらしいです!

からまるツタの葉も 本物より感じがイイ
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