真ん中の沢山の丸い粒ツブは、ツボミ。花ですね。
花言葉は、ひたむきな愛・移り気・あなたは美しいが冷たい・元気な女性。
花の様に見えるガクを、装飾花(そうしょくか)と言います。
梅雨と言えば、アジサイ。我が家のガクアジサイは、美人さんでしょう
咲き始めは白色ですが、花が熟すと青色が深くなり最後は藍色になります。
奥に見える黄花は、未央柳(ビョウヤナギ)<09-06-22>です。
松尾芭蕉(まつお ばしょう、1644-1694)
紫陽花や 藪(やぶ)を小庭の 別座舗(べつざしき)
紫陽花(アジサイ)科(又は、ユキノシタ科)。アジサイ属。落葉低木。日本原産。
学名:Hydrangea macrophylla forma normalis(ハイドランジア・マクロフィラ・フォルマ・ノルマリス)。Hydrangeaは、ギリシャ語「水の容器・水差し」の意味。
日本名の別名:額(ガク),額花(ガクバナ・ガクノハナ),額草(ガクソウ),浜紫陽花(ハマアジサイ),七変化(シチヘンゲ),髄の樹(ズイノキ),白髄(シロズイ)。むかし枝から髄(ずい/中心部を意味する語)を取り、灯心に用いた所から。
漢名:八仙花(ハチセンカ)。花の色が次々に変化してゆくさまを、たとえたもの。
「あじさい」の名は「藍色が集まったもの」を意味する「集(あづ)真(さ)藍(あい)」が訛ったものと言われています。 ガクアジサイは、セイヨウアジサイ(球状のアジサイ)の原種です。
漢字表記に用いられる「紫陽花」は唐の詩人・白居易の『白氏文集』の紫陽花の詩の自註に、【招賢寺(浙江省杭州の霊隠山)に山花一樹あり、人の名を知るもの無し。色は紫にして気は香し。芳麗愛すべく、頗る(すこぶる・かたよる)仙物に類す。因(よ)りて紫陽花を以(もっ)て之(これ)を名づく】とありますが、別の花(不明)に名付けたもので、平安時代の学者であり歌人の源順(みなもと の したごう)が、この漢字をあてはめた(源順 『倭名類聚抄』に「白氏文集律詩に云ふ、紫陽花、和名 安豆佐為」)ことから間違って広まり定着したというのが定説。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます