映画では白いスクリーンを「銀幕 」といいますが、ゲレンデでは「白銀の世界 」。銀幕と白銀の世界のからみあった昔の想い出から。
まだ家にはテレビなどなくて映画も超ーめずらしい時代です。まだ体育館ではなく講堂と呼んでいた頃、小学生の頃の「巡回映画」から脳裏に焼き付いているアイヌの衣装と鰐淵晴子・トニー・ザイラーから検索してみました(残念ながら題名・内容などは殆んど記憶にありません )。
コタンの口笛
北海道のコタン(アイヌ村落)で。中学校での陰湿な差別にもめげず健気に暮らす姉弟を描く。北海道の秋の風景を収めようとしたが、紅葉が早いためスタッフは木の葉に絵の具を塗る努力もしたという。
1959年(東宝)(撮)玉井正夫(監)成瀬巳喜男(原)石森延男(脚)橋本忍(美)中古智(音)伊福部昭(出)久保賢、幸田良子、森雅之、宝田明、久保明、水野久美、志村喬、山茶花究、土屋嘉男
銀嶺の王者
鰐淵 晴子(わにぶち はるこ、1945年4月22日 ‐ )は、東京都出身の女優。大西学園高校卒業。身長165cm、体重48kg。1956年コルティナダンペッツォオリンピックでアルペン3冠王になったオーストリアのトニー・ザイラーが来日して主演した映画『銀嶺の王者』(松竹、1960年)ではザイラーの相手役に選ばれた。
息子達の世代は体育館ですが、私達は講堂・巡回映画 共に判らない言葉・単語でしょう 。映画のポスターが保存されていても懐かしくもないと思いますが、かろうじて左上の画像だけ見つけ出しました。