Bonjour Bon Sejour フランス留学体験記

フランス語学習やフランス生活、フランス人の謎などつらつらと・・。サッカーブログではないデス・・一応。

ヴィシー症候群

2005年07月20日 | 旅行
ブリュッセルからパリに戻ってきた。あと4日フランスに滞在できる。当初はパリをぶらついて日本に帰るつもりでいた。ヴィシーで遊びすぎてちっとも帰る準備していない。荷物も全然送ってない。明らかに重量オーバーな私の荷物。とりあえず郵便局へ荷物を出しに行く。着ない服を送ったらかなりトランクにスペースが出来た。猛暑だったブリュッセルとは変わって天気も悪いし、散歩する気にもならない。ちっとも観光なんかせずにホテルでひたすら荷物整理。 はぁ~。。

なぁんかつまんな~い!!

まったくいつから私は寂しくて死んじゃうウサギのような性格になっちまったんだ??一人旅の寂しさってご飯の時に感じる。「これ美味しいね~」とか言い合える人がいないのってつまんない。。いや、けっして私は一人じゃなにもできない人間じゃございません。これもひとゆえヴィシー生活が楽しすぎたのです。mojaoにとって天下のパリ<ヴィシーなんでございますよ。

ヴィシーに帰りたひ!!

友達に電話する。「帰りたい・・」「帰ってきなよ~!私たちもmojaoちゃんがいなくて寂しいよ~!!」「マジ?じゃあ帰る。」 てなわけで帰ることにしました。さっそくホテルに残りの滞在をキャンセルしてもらいに。ちなみに私はこのホテルを
Opodoから予約しておりました。このサイトは泊まりたい日にちと場所を入力すると予約できるホテル一覧がズラ~っと出てきて予約できるサイトです。翌日のホテルでも予約可能な便利なサイト。 ホテルのフロントにて

mojao「宿泊の残りの日程をキャンセルしたいんですけど・・」
フロントマン「それはちょっとむずかしいですね。」
mojao「え!?なんでですか?」
フロントマン「お客様はOpodoから予約されてるので宿泊費が私どもにOpodoから支払われるのでお客様はOpodoにキャンセル手続きを行ってください。」
mojao「なんで今ここで出来ないのですか?それにOpodoのサイトからは宿泊予約日以降のキャンセルは出来ないって書いてありますよ。」
フロントマン「・・・・・・。」(そんなのテメーの都合だろうが・・とでも言いたげ)


「Je dois partir demain !! Monsieur !!! 」
(私は明日旅立たなくてはならないのですよ!!ムッシュー!!!) 



最後は泣き落とし。いや、むしろ鬼の形相? 最後はフロントマンがOpodoにメールで問い合わせてくれることになった。
「返事がくるまでお待ちください。本部がアメリカにあるので時差の関係で返事はすぐこないと思います。」
このときの私は残り2日間のホテル代を請求されるかキャンセル料取られるかしてもヴィシーに帰るつもりでいた。


コチラもよろしく

チョコレート

2005年07月19日 | 旅行
2日目も晴天アチーアチー
まずは
ベルギー王立美術館へ。この美術館は1801年にナポレオンによって設立の発令がされた美術館でピーター・フリューゲルやフェルナンド・クルプフなんかが有名、かなりボリューム満点です。ちょっと前までBunkamuraで「ベルギー象徴派展」やってましたね。私はどこかに行くと必ず美術館は行く。しかし美術館の中は冷房が効いているので快適だ~。
その後世界一美しいらしいグランパレスへ。ここでお昼ご飯を食べる。

この広場の近くに有名なワッフル屋さんがあるんだけど、なんせ暑いからモッサリしたお菓子とか食べる気にならない!口の水分全部吸い取られそうだから・・。
午後はアントワープ系デザイナーものでいいもんないかな~とダンサール通り周辺をブラブラ。このあたりはお洒落なお店があるらしいとのことで、マルジェラのシャツでもあったら買おうと思ってたけど、ブリュッセルにお店はあまりない。あとで友達に聞いたらアントワープに行ったほうが全然あるよ。とのこと。古着屋さんで素敵なお店があったけど、結局何も買わず。

仕方がないのでお土産にチョコレートを買いに。私は普段甘いものは食べません。なんせ酒飲みですから。なので友達と家族用に。ゴディバやメリーなんかは日本でも買えるのであまりありがたみは無いけどやっぱり今の時代チョコレートと言えば

ピエール・マルコリーニ 

でしょう!(銀座にもお店あるけどね)いざお店へ。
中もチョコレート色でシックです。冷房効いててヒンヤリ涼しー。お客さんいっぱい。きびきびした店員さんがどんどん客をさばいていくあたりも高級店な貫禄があり。ケースの中にたくさんあるチョコレート。店員さんが色々説明してくれる。ん~・・悩むけど、ここはベーシックにカカオ率の高いチョコと詰め合わせを買った。会計をしてもらってる間、レジ横にあった試食用のチョコレート。
「Je peux gouter ? (食べてもいいですか?)」
「Biensur (もちろん)!」


食べたのは多分クルスティアン・レというアーモンドにミルクチョコレートがコーティングされている商品。(ネットで調べました)

う、うんめぇ~!!


生まれて初めてチョコレートがうまいと思いましたよ。いや~、さっすがマルコリーニのおやっさん!あんたすごいよ パッケージもお洒落です。

お土産も買ったところで「そういや、小便小僧見てないな」と気づいた私。しかしガイド本を持ってない私はどこに小僧がいるのか知らない。。ブリュッセル来て小僧見ないのもなぁ・・どこにいるんだ?ヤツは。と適当に歩いてると人が賑わってる通りに出た。お土産屋さんが沢山軒を連ねてる場所に出ました。私はここで小便小僧ライターを父親用に購入。そして店を出ると「アリ?」

小僧発見!


いや~、地味っすねー。彼はなかなかの衣装持ちらしいのだが、この日は残念ながらヌードでした。


コチラもヨロシクです


ようこそ!ヴィエラ

2005年07月17日 | サッカー

イギリス、プレミアリーグのアーセナルから俺のトレゼゲのいるユベントスへムッシュ・ヴィエラがやってきたーー!!ユベントスの公式HPにヴィエラ上陸の写真がアップされてました。レアルマドリッドからもラブコールされてましたが結局イタリアを選びました。個人的には縞々なヴィエラもいいんではないかと思います。

 
新しいユニフォームはこちら
 
 
どうやらヴィエラさんモッ爺はお嫌いなようです・・。
 
すっげーつまんなさそ~・・


カペッロさんとは笑顔で握手


テュラムとの再会は嬉しそう

ティラム 「ついに来たな~!」
ヴィエラ 「ヘヘヘ、ヨロシクね」

もちろん俺のトレゼゲとも笑顔で再会だ

トレゼゲ 「待ってたぜー!」
ヴィエラ 「へへへ、ヨロシクね」



イブラヒモビッチとも談笑

イブラヒモビッチ 「初めましてぇ
ヴィエラ 「へへへ、ヨロシクね」



テュラム 「こいつの後のトイレにだけは入らない方がいいよ。マジ臭いから。」
イブラヒモビッチ 「ひどいよぉ、リリアンたら~♪」
ヴィエラ 「ダハハ~」

テュラム 「イギリスの飯はマズイかっただろ?」
ヴィエラ 「あぁ、特にあのプディングとやらは理解に苦しむな。」
テュラム 「イタリアは飯最高だぜ!特にうちのソフィア婆の作るラザニアは最高だ!」
ヴィエラ 「へぇ~、楽しみだなぁ。」
 


新しいチームと言ってもテュラムやトレゼゲなどフランス代表チームで気心しれた仲間がいるのですぐ溶け込めそうですね。既に代表を引退したテュラムとのプレーが再び見られることもmojaoとしては嬉しいです。

なんだかまだぎこちないヴィエラを挟んだフレンチトリオショット。

ちなみにyahoo.frにヴィエラの去ったアーセナルの次期キャプテンにアンリがなるというニュースが載っていました。アーセナルとも円満に別れを告げたようで新天地でのムッシュ・ヴィエラの活躍楽しみです!
(文中の会話はあくまでmojaoの想像、いや妄想です。)

 
妄想にお付き合い頂きありがとうございます


石原発言

2005年07月16日 | 独り言

「フランス語は数を数えるのが複雑だから国際語として失格だ!」 って石原都知事が言って遂にフランス語学校の経営者から訴えられた・・うんぬんの話し。

はぁ?

私が思うにフランス人からしてみれば

「日本語だって充分複雑じゃい!」

って感じじゃないかしら?石原さんは得意気に「フランス語の99は4×20+19、ややこしい!」とか定例記者会見で言ってました。そら私もフランス語やり始めた当初はフランス語の数を聞き取るのはかなり苦労したよ。でもこの独特の数の数え方もフランス語の特徴だし、私は面白いと思ってる。言葉は文化の最たるものだと私は思う。それを意味不明な言いがかりつけられてもね・・。

フランス語が失格ならドイツ語はいいのか?女性名詞・男性名詞さらに中性名詞まであってネイティブのドイツ人ですら「ドイツ語は難しい!」って言ってけど?発音が複雑な中国語はOKなのか?だいたい国際語としてふさわしい言葉ってどんな言葉??

まぁ、国粋主義者の発言にいちいち告訴しててもかえって彼のコマーシャルになるだけなんですけどね・・。しかもこの人発言からして、たいしてフランス語に知識があるとは思えないし、フランス語専攻してたとか言ってるけどドロップアウトした言い訳にしか聞こえないわ。毎度後先考えずに発言するけど・・。 でもフランス語を勉強してる端くれとして「フランス語侮辱するとは許さんぜよ!?」 ┐( ̄ヘ ̄)┌


 コチラ↓もヨロシクです。


ブリュッセル初日

2005年07月15日 | 旅行
私はブリュッセルに何の情報もなくやってきた。昔の私じゃありえないくらい無謀な旅。わかんなかったら聞けばいっか。てな感じで。まったくたかだか3ヶ月の留学でずいぶん強気に出たもんだ、俺も。 ベルギーといえば

ワッフル・ダイアモンド・小便小僧

くらいしか知識のないmojao。とりあえずホテルだけは押さえておきましたけど、地図も無かったのでとりあえずタクシーで行くことに。タリスの発着駅であるブリュッセル南駅から走ること数分。信号待ちなのか渋滞なのか車が止まった。しばし待つ。。まだ待つ。。。さらに待つ。。。「長いな・・」と思った瞬間、タクシーの運転手が突然降りて私の乗ってる後部座席のドアを開けた。「何事?」と思ったら

「とっくに着いてるよ」
ギャ~!早く言ってよ!

あんた、目的地に着いてるのにずっと乗ったままの客って意味不明じゃん!
ちょっくら恥ずかしい。。
私の泊まったホテル
Queen Anneはこじまりとしたホテルですが内装がモダンでお洒落です。私の泊まった部屋は狭かったけど白が基調でポイントに赤が使われてました。立地も大通りに面しているので女性一人で夜歩いても怖くないです。

チェックインした後、フロントで地図をもらって市内をブラブラ。しかし暑いです。日本の真夏と変わらないくらい暑い。 そして街中を歩いてて思ったのがアラビア系の人が多いなぁ・・。まー、都会はどこも色々な人種がいるけどさ。たまに聞こえてくる意味不明な言葉はオランダ語?(すみません、なんせオランダ語ひとことも知らないもんで・・)街中の看板もフランス語とオランダ語が書いてあります。

しかし不思議なもんだね。ひとつの国で複数の言葉が使われてるなんて。同じ国籍の人でも言葉が通じない場合があるってことだよね?学校ではオランダ語圏の人もフランス語を習ったり、その逆もあるのかな?以前サッカーのワールドカップでベルギーの監督がオランダ語圏とフランス語圏の混じった選手との会話はオランダ語とフランス語のちゃんぽんだという話を聞いたことがあったけど。 しかし久々に一人になった。。毎日毎日友達やステイ先のマダムや同居人と一緒だった毎日から突然誰も知らない外国でひとりでごはんを食べた。一緒に感動したり、文句言ったり、笑ったりする相手のいない時間。

なんか寂しいなぁ・・。みんな今頃何してんのかなぁ?
ビール嫌いなmojaoはベルギービールも飲まずその夜はサッサとホテルに帰ってクーラーのない寝苦しい部屋でMTVを見ながら寝た。



コチラもヨロシクです。