Bonjour Bon Sejour フランス留学体験記

フランス語学習やフランス生活、フランス人の謎などつらつらと・・。サッカーブログではないデス・・一応。

ギュスターブ・モロー展

2005年10月11日 | フランスカルチャー

Bunkamuraで行われてるギュスターブ・モロー展に行ってきました。ギュスターブ・モローは19世紀末のパリで活躍した神話や伝説をモチーフにした絵画を描いた画家です。耽美な世界なので好き嫌いはあるかと思いますが、私はユニコーンとかベガサスとかギリシャ神話に出てくる幻想動物が子供の頃大好きだったので、面白かったです。美しい女性が人を惑わすというのも題材として多いのですが、妖しい魅力があります。なかなかボリューム的にも満足でした。10/23までやってますので興味のある方はどうぞ。一般1300円ですが、私は池袋サンシャインの展望台でこの展覧会のパンフレットをgetし、そこについていた100円割引券を利用したので1200円で鑑賞できました。

帰りにミュージアムの隣にあるドュ・マゴカフェでモンブランのケーキセットを食べました。美味 
てきぱきと働くギャルソンの方を見てると昔行ったパリのカフェ(ドュ・マゴではないけど)を思い出しました。ギュスターブ・モロー展開催記念メニューなるものもやってるみたいです。

ところでどーでもいい余談ですが、横にある本屋さんに入ってひとつ気になる本を見つけました。

その名は、

 

でぶ大全 (: ̄Д ̄)/ スゲータイトル・・

でぶ大全

作品社


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芸術の秋であります・・。


Le Boulet

2005年05月05日 | フランスカルチャー

監督:アラン・ベルベリアン
日本タイトル:ル・ブレ

私が大好きな俳優ブノワ・ポールヴールド主演のコメディ。いわゆるドタバタコメディもの。「TAXI」が好きな方には絶対 でも「TAXI」より断然おもしろかった! 服役中のモルテスが、看守のレジオに買わせていた宝クジが1500万ユーロの大当り。レジオに当りを横取りされたと勘違いしたモルテスは、刑務所を脱走してレジオを脅すが、クジはレジオの妻が持ったまま、仕事でアフリカにいることを知りモルテスは1500万ユーロを、レジオは妻を追いかけてアフリカへ乗り込む。 タイトルのBoulet(ブレ)とは囚人にはめる足かせのこと。フランスコメディには無口でデキル男がマヌケな男に振り回されるという典型的なパターンがある。この映画もギャングのモルテスがマヌケな看守レジオ(ブノワ・ポールヴールド)にひたすら振り回される。

マヌケな人を笑うというのはたまにえげつない感じがする。「奇人たちの晩餐会」はフランスでヒットした映画だけど、フランス人の嫌なところがよく出てるな~と思う。えげつなさとうか下品なところというか。。

「TAXI」も典型パターンの映画ひとつ。ちなみに「TAXI2」で出てくる署長さんが日本人に向かって「コンニチワ~」と言ってるがあれは「Con nichon (かなり卑猥)ワ~」と言っている。やっぱフランス人って下品だ。。

 

ル・ブレ リミテッド・エディション

日活

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奇人たちの晩餐会

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L'auberge Espagnole

2005年05月05日 | フランスカルチャー

監督:セドリック・クラピッシュ
日本タイトル:スパニッシュアパートメント

私はこの映画をフランス留学する直前に「是非見ねば!」と滅多に行かない映画館に一人で行って見た。主人公のフランス人大学生が就職のためにスペイン語とスペイン経済を勉強しにバルセロナへ留学する。そして小さなアパートにイタリア人、イギリス人、ベルギー人、ドイツ人、デンマーク人、スペイン人と共同生活をする。 いわゆる国民性のイメージ(ドイツ人は几帳面・フランス人は議論好きで愛の国・イギリス人は堅物などなど・・)こういうイメージって万国共通のものなのね。楽しいけど色々悩む若者の学生生活が描かれている映画。お国柄の違いによるカルチャーショックを発見するのって楽しい。○○人だからっていう先入観で判断しちゃいけないけど、やっぱりお国柄ってのはあるよな。。カヴィラムの映画鑑賞会でもしょっちゅうやっている映画。

 

スパニッシュ・アパートメント

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン



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Chaos

2005年05月05日 | フランスカルチャー

監督:コリーヌ・セロー
日本タイトル:女はみんな生きている

日々仕事と家事に追われる女性が、ある夜、男に暴行される娼婦に出会うが、面倒に巻き込まれるのはゴメンな旦那は無視して行ってしまう。翌日気になってその女性が入院した病院を探し出し、最初は良心の呵責からか昏睡状態の女性を献身的に看病しながら自分の生活を見直していく。 執拗に怪しい男たちに追われる娼婦の謎がだんだん解けていくサスペンスのような展開もあり、コメディのようなテンポの良さもあります。しっかしこんなにも男の人をヒドく描いた映画も珍しいような・・。女はみなたくましく、賢く、出てくる男は金とセックスにしか興味が無い。。フェミニズム謳歌な映画では無いと思うけど男の人が見たらどう感じるのかな?女の私は見ててスカっとしたけど。

 

女はみんな生きている

角川エンタテインメント

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Swing

2005年05月05日 | フランスカルチャー

監督:トニー・ガトリフ
日本タイトル:僕のスィング

10歳の少年マックスが夏休みにおばあちゃんの家に遊びに行き、そこでジプシーギターを習う。そこにはスィングという黒い瞳が印象的な女の子がいてマックスはその子に恋をする。毎日ジプシー一家のトレーラーハウスに遊びに行って夏休みを過ごします。 何より音楽がいい!ジプシーとアラブが混ざった音楽を演奏するシーン、映画の途中とラストで流れる子守唄や、しわくちゃのジプシーのおばあちゃんが歌うシーンとか音楽がとっても素敵! そしてスィングがとってもお洒落。ファッションといい、髪型といい子供なのに既に完成されたセンスを感じる。特にシルバーのキラキラのトップスにトランプ柄のブーツを履いていたラストのファッションは最高だ。最後はちょっと悲しいけどこんな夏休み過ごせたらいいだろうな~・・。

 

僕のスウィング

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