Bonjour Bon Sejour フランス留学体験記

フランス語学習やフランス生活、フランス人の謎などつらつらと・・。サッカーブログではないデス・・一応。

Book Baton

2005年07月09日 | 独り言
本日はブログお友達さとこぉさんより回って来ましたBook Batonを書きたいと思います。ちょっと前に出回っていたミュージックバトンの本バージョンです。自慢じゃぁありませんが、私はフランス語で本を読んだことはありません。「星の王子様」すら読んだことありませんが何か?フランス語の活字はもっぱら雑誌のみ

さて内容は下記のとおり。
①持っている本の冊数
②今読みかけの本
③最後に買った本(既読・未読問わず)
④特別な思い入れのある本・心に残っている本5冊


まず①持っている本の冊数。わかりません。。多分今は50冊くらい。そこそこたまるとすぐにBook Offに売っぱらってしまうので。以前は雑誌すら捨てられない性格だったのですが、あまりにもためすぎて部屋の床が抜けそうになってしまったので、以後貯めるのはお金だけにしました。

②今読みかけの本
江國香織著「薔薇の木枇杷の木檸檬の木」


私は江國香織にはほとんど興味が無かったのですが、私がフランス滞在中、ホームステイ先のジャクリーヌばぁちゃん宅に前にステイしていた日本人留学生が置いていった雑誌「SPUR」があり、この小説を連載していて、なんとなく読んでいたら日本語に飢えていたのか妙に続きが気になり母親にわざわざ小説を日本から送ってもらった。しかし途中で投げ出して未読だったのを最近また読もうと思っている。

③最後に買った本 黒川博行著「国境」北朝鮮を舞台にしたサスペンス。ダークな世界満載です。

④特別な思い入れのある本・心に残っている本5冊まずは本というよりシリーズものなのですがパトリシア・コーンウェルの検視官シリーズ


今までに14巻発行されていてバージニア州女検視官のケイ・スカーペッタとその仲間たちのお話。さすがに14巻もあると途中でネタが切れてきたのか、大味な時もあったけど、情景描写がかなりリアルで緻密なところ(一度満員電車の中で読んでいて、あまりにもリアルな描写に貧血を起こしそうになっとことがある)と登場人物がみな魅力的でその行方が気になって新しいシリーズが出るとすぐ買って読んでます。私の中で勝手にケイはメグ・ライアン、マリーノはロバート・デ・ニーロ、ベントンはクリント・イーストウッドなんですけど、このキャストで誰か映画作ってくれませんかね? 私は何を隠そうこのシリーズを読んでから異常殺人ものの本を色々読み出しました。しかしこの話の中に出てくる異常殺人が決してありえない話とは言えないところがアメリカ。でもラストに犯人が簡単に射殺されてめでたしめでたしとなったりするところは私は「どうなの?」と思ってしまいます。裁判をせず、被害者への謝罪や罪を償うこともなく、異常殺人者なら死んで成敗!というやり方はどうなんでしょう?この小説に限らずアメリカ映画にもよくあるパターンですけど・・。


天童荒太著「家族狩り」


「永遠の仔」も読みましたが、あちらはかなりヘビーで読み進みたいのに、休み休み読まないと胸が痛くなるある意味しんどい内容ですが「永遠の仔」よりは読みやすい内容だと思います。決してこちらも軽い内容ではありませけど。家族ってなに?人と人の繋がりってどういうもの?というテーマです。この人の本は読みながら色々考えたり、感じるところの多い本です。


たかのてるこ著「モロッコで断食」 
 


東映の社員であるたかのてるこさん(つまり一般社員さん、中身はフツーじゃないですけど)のモロッコ旅行記です。この人すごいです。爆笑です。私はかねてからモロッコとかトルコなどのイスラムとヨーロッパ文化がミックスされた国に興味があって、それ系の本をAmazonで探してておもしろそうだな~と思って買ったのですが、通勤電車の中で何度も爆笑しました。かなり昔、深夜番組で島田紳助さんが司会をしてた番組でモロッコを旅行してる女の人がいてすごいパワフルでおもしろい人だな~と思って見てたのを覚えてて、その時はこの旅してる女性はお笑いタレントかしら?とか思ってたんですけど違いました。この本の筆者、たかのてるこさんでした。私が見た番組はこの本でのモロッコ旅行から何年か後にたかのさんが再びモロッコを訪れたものでした。このモロッコ以外にインドを旅したガンジス河でバタフライもおもしろいです。関西パワーなのか言葉が通じなくても現地人の人とガンガン仲良くなっちゃうたかのさん、私もこんな風にパワフルに一人旅出来たらなぁ、と思う。


高校生くらいまで私は一切本を読まなかったのですが高村薫著「マークスの山」


を読んで本のおもしろさにハマリました。その後高村薫さんの本は全て読みましたが、やはり「マークスの山」が私の中で一番です。グイグイ惹き込まれて2日で一気に読んでしまいました。女性が書いてるとは思えないです。この小説の映画化で主人公の合田刑事を中井貴一がやってたけど、私の中では絶対渡辺謙!

最後に絵本をひとつ。さむがりやのサンタ


これは私が子供のころから大好きな絵本です。子供向けの絵本のくせにこの絵本の中のサンタは基本的に寒がりで冬が嫌いでお酒が好き。仕事もぶつくさいいながらやっている。なんか一見この子供の夢を壊すようなサンタが人間ぽくてかえって私は大好き。ほかにも大好きは絵本は沢山あるけど。「ちびくろサンボ」とか「おおきなおおきなおいも」とか。「バーバパパ」も私は大好きです。子供のころにあの絵本を読んだ衝撃ったらありませんよー! 5冊に絞るのはいやはや難しいっすね~。この次に5人にバトンを渡すそうですが、私は5人も渡す人が思い浮かばないので コメントくださる方、ご自由にお持ち帰り下さいませ~。


読みたくなる本はございましたでしょうか?
どれも有名な本ばかりですけどね。
コチラもヨロシクお願いします。