Bonjour Bon Sejour フランス留学体験記

フランス語学習やフランス生活、フランス人の謎などつらつらと・・。サッカーブログではないデス・・一応。

一時帰国

2005年07月30日 | 留学 準備編
日本に帰ってからというもの完全に腑抜け状態。。そして生まれて初めて時差ぼけというやつになりました。旅行でしか海外に行ったことが無かったので3ヶ月間の滞在で体がフランス時間になってしまったのか、ちーーーーっとも寝れない。朝の6時になってやっと欠伸がでてくる感じ。このまま起きてようかなぁと思ってると眠くなって昼間の2時くらいに起きる、でまた次の日の夜寝れなくなるという悪循環。

さらにこの悪循環に拍車をかけたのがアテネオリンピック。
いや~、ニッポンチャチャチャだよ。 余談ですけどオリンピックで人気種目はフランスと日本とはかなり違ったなー。私はオリンピック種目に乗馬やカヌーがあるなんて知らなかったよ。それ以外にフェンシングもフランス人はメダルを取ってましたね。でもフェンシングや乗馬ってなんかフランスらしいな~・・。
だけど時差ぼけってマジ辛いっすね。。 一度徹夜してみたけどそれでも治らず余裕で眠くなかった。無駄に48時間起きてみた感じ。もともと徹夜とか出来ない体質なのでこれはかなりキテます。。

日本に帰ってきて1週間後に以前留学手続きをお願いした日仏文化協会へ。私は日本に帰国してからフランスが、というよりヴィシーが恋しくて恋しくて仕方が無くて一刻も早く戻りかった。取りあえずは一ヶ月ヴィシーに行くことは決めた。友達が9月いっぱいまではカヴィラムにいたから。その後秋からフランス各地の大学や他の語学学校へ散らばる。よって私がヴィシーに戻る理由はかなり不純。

でもヴィシー以外の街も生活したいのでどこがいいのかあれこれ日仏文化協会の方に教えてもらう。
どこがいいかな~?

さらにヴィシーで友達になったSちゃんに東京で再会。彼女も日仏文化協会でヴィシーを薦められて留学してきたのだが、その後ストラスブールにも留学していた。アルザスワイン好きなmojaoとしてはストラスブールはかなり惹かれる。 でも秋から冬にかけては寒くなりそうだ。。寒いのヤダ・・!

てなわけで結局私は1ヶ月ヴィシー、その後2ヶ月トュールに行くことに。なぜなら

トュールはフランス語標準地域だから

なのでトューレーヌ学院というカヴィラムに並んで留学プログラムには絶対に載ってる有名語学学校があります。学校選びに関してなぜか保守的なmojao。 トュールはパリからTGVで1時間ほどのロワール川流域にある街です。それに冬はパリよりも2℃くらい暖かいらしい。滞在方法はトュールでもホームステイ。完全にホームステイに味を占めた俺。またいい家族に出会えるといいな~

はて時差ぼけはそのままにしてフランスに突入することにした。だって治ってもまたすぐフランス時間になるんだし。。 さらに私はフランスで全然日本食が恋しくなかったとか言いつつも、日本でパンはまったくノンメルシーだった。1ヶ月の日本帰国中、1度しかパンは食べませんでした。

「米くれ!麺くれ!!」
日本食を食いだめして、ではいざフランス第二弾!


コチラ↓もヨロシクです

旅のお供

2005年07月28日 | 留学 準備編

これから夏休みにかけて旅行や留学で海外に行かれる方も多いかと思いますが、留学や海外旅行に持っていくと便利なもの、持って行かなかったけど持って行くべきだ!と思ったもの。逆に使うと思ってたけど意外にいらなかったもの。皆様は何かありますか?

mojaoの場合
私が持っていって便利だったもの
●試供品の使いきりシャンプーやメイククレンジング(旅行に便利。これはかなり
●室内履き(別にフランスで買えるけど)
●お菓子(好みはあるけどカレー味煎餅とか海老煎餅とか私はたまに無性に食べたくなった・・)
●フランス語文法書

持って行くべきだと思ったもの
●油取り紙(フランスに売ってないんです。私は一度母にわざわざ日本から送ってもらった)
●うちわや扇子(扇風機すらないフランス家庭もあるので夏は結構便利です。これも母に送ってもらった。お土産にも便利)
●日本語の小説(日本語が恋しくなった時や旅行など電車での暇つぶしに)
●ノートパソコン(ネットが出来なくてもCD聞いたり写真をコピーしたり出来るし)
●ヨーロッパの旅行ガイド本(フランス国外にも気軽に行けますからね)

別にいらなかったもの
●生理用品(海外のものは品質がよろしくないという話を良く聞くので滞在中に困らないだけの量を持っていったけどフランスのものはかなり上質です)
●シャンプー(これもフランス人と髪質が違うから合わないかと思ったけど意外に大丈夫だった)


このブログを夏休みにフランスに留学や旅行される方も読んで頂いているようで少しでもお役にたてば嬉しい限りです。そしてフランスへ旅立つ皆様、Bon Voyage ! Amusez-vous bien !


コチラもヨロシク
 


学校選び

2005年03月28日 | 留学 準備編

日仏文化協会の留学カウンセルを受けることにする。留学してた人のアンケートや写真も見せてもらえるしアドバイザーに留学する期間や目的、好みなどを言うとオススメの学校を紹介してくれる。当初私はランブイエ国際学院がいいかなぁっと思っていた。なにより授業が週30時間もある。全寮制でパリから電車で30分。 ちなみに私が留学の参考にしたのはこちらです。

フランス語のおべんきょ
日仏文化協会
APEF
留学解体新書

文化協会のアドバイザーの方は「ヴィシーのカヴィラム校はホームステイの評判がとてもいいんですよ。」とおっしゃった。 当初ホームステイは私は考えていなかった。人見知りの激しい私はあかの他人と一緒に生活するなんて無理だ。ごはんとか生活習慣とか合わない人と一緒に生活することほどストレスのたまることはない。 でもヴィシーのカヴィラムで留学した人のアンケートを読んでみると誰一人として悪い感想を書いてる人がいない。ごはんはおいしかった。フランス語で家族とたくさん会話した。みんな本当の家族のようにかわいがってくれた。などなど。。

ヴィシーはフランスオーヴェルニュ地方にある小さな街で温泉が有名なところです。ミネラルウォーターのヴォルヴィックの近くです。 考えてみればせっかく留学する3ヶ月、とことんフランスとフランス人に接する生活はいいか・・。せっかく留学したのにネイティブに接する機会はあまり無いなんて話もよく聞くし。トラブルがあればステイ先を変更してもらえると言うし、田舎で治安もいい上フランスにはめずらしくヴィシーは日曜でもお店がやってるそうで退屈することもそれほど無さそうだ。授業も週に26時間ある。

 「うん!ヴィシーいいかも!」

あっさり変更。2校通うこともできるがなんせ人見知りの激しい性格の私は人と打ち解けるのに1ヶ月以上はかかる。(いやマジ)ので3ヶ月間カヴィラム一本で行くことにした。即決定!そのまま日仏文化協会で留学手配をしてもらうことにした。飛行機も手配してもらってサッサとお金も振り込んだ。あんなに苦労して貯めたお金だけど、消えるときはあっという間だ・・。二子玉川の駅前の銀行で自分のメイン口座のUFJから札束をごっそり引き落とし、隣りにあるみずほ銀行(指定口座)へ文字通り右から左へ移動していった。でもこの瞬間のために貯めてきたお金、なんの迷いも無い。お金がATMに吸い込まれていった瞬間はむしろ快感とも言える。

遂に3年越しの留学の夢が叶う日がやってくる~

退社の意思を伝えて1週間後、留学の準備で浮かれていた私に「マーケティング部で欠員が出るのでこっちにこないか?」と私に声を掛けていただいた。私は大学でマーケティングを専攻していて本当はそっちの仕事がしたかった。それまで私がしていたのは営業事務。

そんなぁ~!!

既に留学先を決めて留学費用も振り込んでしまった!!お金を支払ってなかったら留学を延期してもいいくらい私には魅力的なお話だったけど泣く泣く辞退した・・。 ちょっと後ろ髪をひかれつついざフランスへ!


留学決定

2005年03月28日 | 留学 準備編

「留学してどうするの?」 と親に言われて

「え?特に考えてないんですけど・・」

1年くらい留学したからと言ってフランス語を使う仕事に就けると思うほど私もバカではない。。 単なる趣味です。 1年くらいは留学しようと思ってたのだが弱気に結局3ヶ月のビザなし留学にした。なんかちょっと短期留学してみたりしたら満足したりすんじゃないかな、などと思ってしまった。(結局全然満足しなかったのだけど)留学してた友達にも「帰ってきてまた行けばいいじゃん!」と言われ、「行ったモン勝ちだな。見切り発車オーライだ」

さてさて、どこに留学しようか・・。実は留学したいって思い出してからネットや留学プログラムを行ってる団体の資料などを取り寄せたりして、かなり調べまくっていたのである程度は行きたい所は絞っていた。

「留学地はパリ以外で」

これが私の第一条件!何故ならパリには外国人がたくさんいるので英語で話しかけられるから。 ・・と、初めてフランス語を教えてくれたAlbéric先生が言ってたから。なんせボンジュールしかフランス語を知らなかった私がどうにか一人で旅行できてしまったわけですから。以前東京日仏で一緒に勉強していてパリに留学する女の子にこのことを言ったら

「でも、パリでしか楽しめない雰囲気を味わえることもあるでしょ?」

確かにね・・パリジェンヌになるのっていうのもまたひとつの留学のカタチ。NYとかロンドンとか街に憧れてそこに生活するっていうのも別に私は否定しないけど、私はなんせ語学向上を第一目的としていたし、もともと私はパリ好きというわけではない。。女性誌に載ってるパリ旅行の記事が夢物語だということを私は知っている。

私はどっちかって言ったらせっかく生活するなら「旅行じゃ行かないところがいい。都会は東京生活で事足りている。でもアンティーブとか南にも行きたい。でも南は訛りがあるって言うし・・ロワール地方はフランス語標準地域。でもブルターニュとかも海が近くて食べ物もおいしそうさらに授業時間は週に20時間以上あるところがいい!などとあれやこれや考えていた。 ん~迷う・・。  


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極貧生活(のつもり貯金)

2005年03月28日 | 留学 準備編

その後仕事を再開。さらにストイックなまでに貯金に励む。 当時も私は実家で上げ膳据え膳の生活だったので、家に入れるお金は別として月々5万でやりくりした。(職場までの交通費込み)毎日お弁当を作って、家から麦茶をペットボトルにつめて食費を浮かし、化粧水も¥1000以下のものに替え、買い物も一切せず、友達に飲みに誘われてもお金が無いから・・と言って断った。仕事が制服だったのでさしてお洒落していく必要も無し。収入の3分の2くらいは貯金に廻していた。。そんな生活を半年くらいした。がある日突然そんな生活にも無理が来た。

 「うぉーーー!!!飲み行きてぇぇぇ!!
「買い物してぇぇぇぇーー!!!」

人間なかなか生活のレベルは下げられませんね・・。でもあの時の節約努力はひたすらフランスに行きたい!という一心だった。そんな努力の甲斐もあり貯金は確実に増えました。 その後さらに仕事を変え、給料もUPしたのでちょっとゆとりができる。もちろん貯金はしつつ、東京日仏も再開。 今度はレベル2の週一回3時間の総合フランス語のクラス。テキストは「TAXI2」。先生はベテランのおじいちゃんの先生。テンションが高くて教え方もとっても巧い。そしてそれから1年後貯金額も目標額を超えた。さらにうまいイタイミングで職場の編成があり、それを期に私は退社して留学をする決意!

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