Joxeux Noel !!
メリクリです。気づけば帰国して早1年・・。
ロワール古城探索パート5!
数あるロワールのお城の中で私が一番好きなのはショーモン城です。交通の便が悪いせいか、あまりメジャーなお城ではないですが、その分人も少ないのでじっくり見学できます。Tours駅から電車で30分のOzain駅を下車、駅から歩いて40分くらい。ロワール河を渡ると入口の門があり、そこから丘を登っていくとお城があります。
ようこそ童話の世界へ!
中はバラが美しく飾られてました。
アンリ2世の正妻カトリーヌ・ド・メディシスと愛人ポワティエとの確執の舞台となったお城ですが、こじんまりとしててそんなドロドロした歴史を感じさせない外観も中もとってもかわいいお城です。
礼拝堂もロマンチックじゃあ~りませんか!
このお城ほっしーーー!!!!
すみませんが、この記事にのみ迷惑コメントが多数来るのでコメント拒否設定させていただきました・・。
でもフランスの至る土地でSDF(路上生活者)の若者でミリタリーのような格好をして大型犬を連れているグループをよく見かけました。なぜみんな揃いも揃って同じような格好なのか謎ですが、ダボダボの軍服で、たいていモヒカンやスキンヘッド(女性も)、ボディピアスやタトューをしている上に、護身用なのか、威嚇用なのか、シェパードやドーベルマンのようなイカツイ犬を連れていて、見た目はとても怖い。しかし昼間、街行く人に小銭をせびる時も
「マドモワゼール、小銭クダサーイ!お願いしまーす!」
無視しても
「merci bonne journee !」
意外にいいやつら?
しかし夜にひとりで歩いているときに出会ったりするとやっぱりちょっと怖いです。以前トュールで夜ひとりで歩いていると反対車線にその団体がいて
「ヤバイ・・声を掛けられたくない・・!」(;¬д¬)
と思って競歩のごとく早歩きで歩いてたのに、まんまと「マドモワゼール!」とひとりの男の人が私に気づいて大声で叫んだ。
「まずい、気づかない振りをしよう」
とさらに早歩きで歩いたが、向こうは道路を渡ってこちらにやってきて、さらに「おーい、そこのマドモワゼルったらぁ!!」まだ夜の9時半だったのに明らかにマドモワゼルは私しかいないし、例の怖そうな犬も私の周りにウロウロしだした。
「この犬、絶対に狂犬病の注射とかしてないだろうなー・・噛まれたらおしまいだ・・」
と思い、観念して渋々立ち止まると、NTMのKool Shenのようなアンちゃんが
「小銭くれ」
「今、小銭持ってない。」とバレバレな嘘をついてみても「嘘でしょう?僕たちを助けてよ。」
助けて欲しいのはこっちの方だよ!!(ノ`Д´)ノ
どうせお金あげてもお酒かドラッグに使うに決まってる。
こんな時はフランス語わからない振りの術でかいくぐる!思いっきりアホ面をして
「あなたの言ってる事よくわからないんだけど・・」
(これをフランス語で言ってる時点でわかってんじゃん!ってツッコミされてもおかしくないのだが・・)
と言うと意外にも「わかんないのかぁ・・じゃあ、しょうがないな。」とあっさりあきらめてくれた。別に他のメンバー総勢で団体で私を取り囲み、恐喝するわけではない。やっぱりそんなに悪い人ではない?と思ったけど、ステイ先の人にあの人たちは何して生活してるの?と聞いたら「奴等はCanaille(チンピラ)だよ。麻薬をやって喧嘩したり殺人もするから危険だ!」と言われました。関わらないほうがいいには越したことはない。あの犬のご飯代だけでもけっこうかかりそうなのになぁ・・。
シュベルニー城のあとはシャンボール城を訪れました。フランソワ1世が狩猟のためにつくらせた(!)だけあってこのお城はとにかくデカイ!そして広大な森のはずれにあります。またこのお城はレオナルド・ダ・ヴィンチの影響を色濃く受けています。
よーく見ると細かい作業の賜物です。
中はほとんど美術館です。モナリザもいます。城内中央には、上る人と降りる人がすれ違わないように設計された螺旋階段があります。 すれ違わないことにどれだけの意味があるのか現代の私にはわかりませんが・・。
コチラも学校のエクスカーションで行きました。外観はとってもシンプルで左右対称なこのお城は、中に入ると当時の生活スタイルをそのまま保存した美術館のようになっています。
鎧もあるヨ!
またこのお城は狩猟のための犬が70匹もいます。
しかし半端なく臭い!
よく見ると他の犬のお腹の上に堂々と乗ってるワンコが・・。乗られてるワンコも涼しい顔してるが。
ワンコたちのお勤めの成果が壁にズラ~っと。
びっちり・・・(: ̄Д ̄)
実際に今も持ち主の方が住んでいて家族スナップ写真が飾られていました。こんな家に住むってどんな生活してるんだ・・?