カヴィラムの授業の中で親しい人に書く手紙の書き方の授業がありました。その際に見本のプリントが配られ、そこにあった書き出しのpetit surnom の一覧がありました。 Mon もしくはMa(私の)ange(天使), poupee(人形), loup(狼), chou(キャベツ), puce(蚤)など・・。ange や poupee はわかるがキャベツと蚤って・・。僕のキャベツちゃんって言われてもなぁ・・。実際にこんな表現を今でも使ってるのかちょっとギモンに思い、またまた友人にアンケート敢行。この表現をあなたは使うか?また使うなら誰に使うか。(友達、恋人、家族など・・) 若干人によって答えは違いましたが、基本的には恋人や親しい家族にのみ使用するようです。
●ange 男女ともに恋人もしくは子供に
●poupee 女の子の恋人に使用(ちょっと軟派な印象という意見アリ)
●loup 男の子供に、もしくは甥っ子や孫に。あまり使わないらしい。。
●puce どちらかと言うと女性用
●chou 男女ともに恋人もしくは子供に
日本語にはこういう言い回しってないよねぇ・・。前にイタリアは恋人(彼女)のことを子猫ちゃんって言ったりするとかって聞いたことあるけど。。
その他に、Ma belle, Mon(Ma)petit(e) ○○ など書き出しは色々あります。この表現は恋人同士じゃなくても、親しい友人にも使うようで、ちょっといいと思っていた男の子のメールの出だしに、Ma petite mojaoと(あ、mojaoのところは本名ですよ、もちろん。)書いてあって、ちょっと浮かれたことがありますが、amical(友情)な表現ということを知ってガッカリしたことがあります・・。 確かにホームステイしてた家のおばあちゃんやおじいちゃんが私や孫に向かって「Salut ma belle!」 って言ってた・・。あと一番多いのがCher(e) (愛しい、英語のDearにあたる表現)○○、très をつけると更に親しみ度UP
文末の表現としては、正式な手紙ならば敬具の意の「Veillez agreer, Monsieur mes sinceres salutation」 などと書きますが、親しい人への手紙なら、Amicalement(友情をこめて), Bisous(キス) など。しかしこのキスの表現が多いのもフランス語ならではなような気がします。
●Bisou, Bise, Gros bisous..
●Je t'embrasse
●Je te fais gros bisous (mille bisous..)
(tres fort, bien fort) などつけたりするともっと親しみがこもってる感じ。どれもあなたにキスを送りますの意。電話を切るときとかにも言ったりもします。恋人だけじゃなくて友達や家族間でも言う。日本語には無い素敵な表現だと思います。
最有力候補と言われていたパリは落選です。。ちょっと残念。
コチラ↓もヨロシクです。