内と外

中性よりの人間から見える世界から
「境界線」の性質を探ります

パラレル人格とタイムトラベル人格

2020-06-10 22:49:37 | ビジネス境界線
常人は相反するものに弱い

何かと何かに同時に挟まれると
精神が崩壊する


何でかと言えば
常人は
1人の生命に1人格が基本だからだ

また

過去の自分も未来の自分も
だいたい同じだからだ


一人の人間が
矛盾した現実に
陥ることを
ダブルバインドという


人の悩みの多くを締める

葛藤

というのは
こういう状況から生まれる


例えば一人の自分の中に
二人の人格がいて
どちらの矛盾も対象できる人格であれば
この人間には
なかなか葛藤という現実が
訪れない

2つの人格が
一つの生命として
統合されていればの話だが

そういう話である



この人なにかおかしい

この人と一緒にいると
何故かみんな心が
壊れてしまう

そんな人間というのは
ビックリするほどいるものだ


そんな時には
最近流行りの「サイコパス」
なんて言葉は軽々しく
当てはめないでほしい


この人の中には
何人か同時に別の人格が
いるんじゃないか?

同時に現れる時もあるし
状況によって変わるときもある




または


この人は
過去
未来
の整合性がなく
バラバラに人格が存在している
のではないか

過去人格
現在人格
未来人格

これらが完全に独立していて
どれか一つだけが表面に現れている
のではないか




常人が整合性がとれていない
と感じるのは

「一人の生命には1人格」
「一人の生命の人格は
時間軸を越えて同じ」

こういう思い込み 認識が
支配しているからだと思う

それが社会においてのルールでも
あるのだから当たり前である


その常識を疑ってみると
恐ろしいサイコパスは
少し理解ができるものに
変わる気がする


多重人格であるパラレル人格
今だけが真実である時間軸自由人


同じ人間が同時に矛盾した事を
言ってはいけない

同じ人間が時間軸を通して
矛盾した事を言ってはいけない


こんな思い込みは
人間社会が産み出しているルール

それによって
常人は葛藤が起きることは
とてもよくある


この視点から言えば
それぞれの人格は
決して嘘を言っていない可能性がある


嘘をつく


という行為自体が
少し変わって見えてくる


一人の統合された人格のなかで
独立していない矛盾した要素が
生み出すものが嘘だとしたら

矛盾した要素を別人格だととらえた瞬間
それぞれの要素は嘘は言っていない
ことになる



何を主体と捉えるかで
真実と嘘は決まってしまう


私が感じた事実が真実

これは市民権を得つつある

一人の生命
人権
人間尊重
個人主義

つまり1生命を1主体と
捉える考え方だ


感じたことが真実でないと
人間生命は精神病になる仕組みに
なっている


だから精神病を治すには
一生命の事実を修復させる必要がある


ただこれが正しいことではないのである



これを正しいことと感じるのは

今大事にされている
主体=境界線
にあった価値観に沿っているから
正しいのであって

人間の感情が幸せに感じることが
正しいことか
間違っていることかなんて
人間の都合である

人間全体にとっての都合にとっても
合っているかすらも
少しあやしいぐらいだ



そういうものがある

そういう状態はそのままある


そんな事をそのまま感じることが
出来るかどうかは

どんな価値基準が
無意識に自分を作っているかを
知ることで
パッと気づいたりする


「一人の人間が1主体だと思い込むような環境で生きてきたからそうでない人間や状況に出会ったときに一人の人間=1主体の私は混乱し葛藤するのだな」

こういう気づきが増えれば増えるほど
私は落ち着いていく自分を今感じる