内と外

中性よりの人間から見える世界から
「境界線」の性質を探ります

世界は1つにはならない

2020-06-21 23:15:30 | ビジネス境界線
世界を1つにする動きがあります

その1つに共有があります

ずいぶん前からグーグルは
この共有サービスで
とんでもない功績をぶっちぎりで
進めてきました


その当時私も
次はどんな事が出来るのか
とんでもなくワクワクしていました



間違いなく素晴らしい
発明といっていいほど
共有が進みました


その時から
プライバシーの問題は
よく言われていましたが
そんなことは全く気にもしませんでした


それが私自身が
プライバシーを本気で気にする状況に
陥った時には
今まで素晴らしかったその共有の世界は
一気に自分にとって脅威として
判別されました


身の回りのすべての電子機器に
触れることさえ恐くなる


今では笑い話ですが
実際に自分が経験した事として
これから一生忘れることは
ないでしょう

グローバリズムのような
大きな流れも
この共有と本質的に似ている流れだと
思います

そして今
ずいぶん前から
世界中で真逆の流れが
強くなってきました


共有や1つになることを
拒否する流れだとも言えます


どんな時に人間はそうなるのか


それは
人間にとって何か大切なものを
脅かされている時


ここまでは入ってきてほしくない
という
パーソナルスペースのような問題

これは言い換えれば
個人の命の原型とでも言える
命がむき出しになったときに
見えるような何かです


それを私は
「その人のオリジナリティー」だとか
「一つの生命の自分」
などと呼んでいます


これが脅かされ
これに反発しようとする力が
共有や全てを1つにする力を
阻んでいる核だと考えています



今超個人主義だとか
言われる時代になっている理由は
それだけ
一人一人のパーソナルスペースが
脅かされる状況に
世界がなってきているからだと
考えています

囚人のジレンマのように
それは社会全体のメリットを
考えた上では
得をしない動きに進んできている
とも言えると思います


それはさておき
人間が「生きる」ことを止めない限り
人間は「オリジナリティー」を
持っており
そのオリジナリティーが脅かされる時
爆発を起こします

境界線を作り出すのです

この境界線こそ
人間が人間である唯一の証と呼べる
ある意味人間にとっての「神」
なんではないかなと
私は思います

友達でも
家族でも
経営者でも
国家でも
原理は全て同じ事

それは
独立であり
自立であり
主体性であります


人間からオリジナリティーを
奪うことができない限り
世界は絶対に1つにはならない


これを考えたときに
「生きること」という難題にも
少し答えに近づくことができる
そんな気もします


私が生きるというのは
私にとってのオリジナリティーを
失わず奪われず
養って強めて
より純粋にしていく行為であり


まず
敵によって失わない事が一番大事
そして
敵がいない状態でも
それを育てて純粋にしていくことが
出来なければ
結局それは失われてしまう

一つの革命が起きたとしても
その後自分達のオリジナリティーを
維持できなければ
結局それは失われてしまう
「死ぬ」ということである


こんなことを考えていると
芸術家と呼ばれるような人達が
何をしているのかにも
理解が進む気もします







告知事項ありを考える

2020-06-21 21:05:46 | 
賃料も相場に比べやや安いのも
古い造りのマンションだからか

設計はお世辞にもよいとは言えない
謎のデッドスペースや
実質使えなくなる扉などひどいものだ

ただ
北も南も見晴らしがよい
立地もよい
和室もあるし
鉄筋コンクリートである

迷っていたところ
「告知事項あり」
の記載を見つけた


実際どうなのか
自分に問うてみた


心理的瑕疵というのは
どんなものなのか

人々の中に残った悪い印象が
自分にも移ること
他人の作った認識を
自分も同じ枠組みで捉えてしまうこと

逆のパターンでいえば
あの宝くじ売り場で一等が出たから
あの売り場で買おう
というような
人が作り出す幻のような
認識のことである


そう私は捉えていたため
「実際は行けるんじゃないか」

そんな風に浅はかに考えていた


実際に調べてみると
全部が全部ではないが
そんな「何となく嫌」
という類いではなく
はっきりとした実害を伴う
ケースが随分とある

そこで起こった過去の事実を
気にすることになるというよりは

今現在もこれからも
起こってしまう何かの実害があり
それに対しての「心理的瑕疵
なのであることを知った




それを知り
「迷わずパスしよう」
という結論になった


たくさんの不動産を見ていると

「一部リフォームあり」
という文言も可能性が高いことも知った

「告知事項あり」
としっかりと書いている物件は
正直でもあるし
それだけはっきりした理由があるから
正直なのだろうとも思う



精神的安静を求めて
家を探すのに

そこを犠牲にしたら元も子もない


川べり

2020-06-21 20:46:28 | 
緑がある
自由に遊べる
誰からも何も言われない
何時でもそこにいられる


自由な領域

こんな田舎なら
川もよいかもしれない



川縁の小さな空地にとめた
私の自転車に対して
近隣住民が車を止めるからどけろと
ジェスチャーをしてきた


明らかに車庫証明なんてとれない
スペース

公道に半分以上はみ出た状態で
日用使用しているということだろう

こんな田舎の
公に所有されていないものでも
限界ぎりぎりまで
誰かがもう唾をつけている


自分の幻想は儚く消えた
自由な領域なんて存在しないのである



線路沿い

2020-06-21 20:34:04 | 
地に足がついていない7Fなのも
見晴らしのよさと立地のよさから
住んでいるうちになれるかもしれない

広さも天井の低さも
電気スイッチがないのも
住んでいるうちになれるかもしれない


でも電車の音
お前だけはやっぱり駄目だ