内と外

中性よりの人間から見える世界から
「境界線」の性質を探ります

境界線を作るリーダー

2020-06-30 20:06:39 | ビジネス境界線
リーダーが育つと新しい世界が出来る

小さな組織が大きくなるために
必要な経過にそれもある

一つのリーダーの器が大きければ
その1単位はとても大きくなることが
出来る

しかし
器が小さかったり
組織が大きくなりすぎれば
一人のリーダーでは
賄いきれない


そこで別のリーダーが必要になる

別のリーダーに対し
第一に求めることは

下のリーダー=守備範囲の人間全部
と扱える事である

もともと自分の器の限界が
来ているから
新しいリーダーが必要なのである


人間の器は上下とは関係ない

どちらかといえば
「人間の数の多さ」
「人間の種類の多さ」
によって決まってくる

リーダーが
自分の守備範囲の境界線を
作る事が出来れば
別のリーダーからすればありがたいし
それをもともとリーダーには求めている

あの人と調整すれば
あの人の守備範囲は全部ok
それが組織が大きくなる
原動力の基礎である

例え一人一人の器が小さくても
一人一人のリーダーのが
自分の守備範囲の境界線
すなわち自分の世界を
作り出す事が出来れば
それぞれの積み重なりで
組織はでかくなる

とんでもなく器が小さい経営者や
リーダーが自分の世界を作れないと
間違いなく別のリーダーに
必要な器のしわ寄せはいく
たくさんのリーダーが
必要になるであろう

こういう仕組みには
大きいとか
小さいといった概念は本来ない

拡大縮小すれば
メカニズムは同じである

仮に
一人の人間を一つの会社だと
考えてみればわかりやすい


一人の人間の中に単純シンプルなもの
を内在している人にとっては
一人の生命を守備範囲と与えれた
私というリーダーは
比較的内側に自分の世界を作りやすい


しかし
とてつもなく複雑で
多種多様な要素を内在する人にとっては
リーダーの器が足りず
生命が不安定になる
精神疾患のような形で
起こることも多い

他人と自己の境界線が曖昧な
バウンダリーというのは
すなわち
自分の命を守備範囲として
自分の世界を作る事が求められる
「命を司るリーダーの器が
足りていない」という状況


自分の守備範囲を
自分の世界で線引きすることが出来る

境界線をつくり出す事が
出来るのがリーダー

自分の命のリーダーが育てば
自分の命を守ることもできる

自分が引いた境界線を
内側と外側に納得してもらう
その事実を受け入れてもらう

それが「境界線をひく器」である



国境はここまでが私です
それを外国と国内に認めてもらう
それを事実とすることができる

相手が
人間であろうが
動物であろうが
自然であろうが

みんな同じである