草原の椅子(下)を読みました。
50歳の憲太郎が、友人、家族、親に見捨てられた子供との
関わりから、見たくないものや大切なものを見つけて行く。
そしてフンザ(パキスタン)への旅を夢見、
それが現実となる。そこで感じた物は・・。
この本を読んでいると、時折目を閉じて、自分の世界に浸りたくなります。
世知辛い世の中、イヤな事があって当たり前、
しかしその中に喜びを見つけ、自分の居場所があるのも事実。
そんな文章を読んでいて、
「みんなそうなんだ、それが当たり前なんだ。」と
勇気づけられました。
そして、自分の心を洗うような
旅がしたくなりました。