小十郎は、熊撃ちで、獲った熊の胆と
毛皮をわずかばかりのお金に換えて
家族を食わせている。
熊たちは、そんな小十郎だけれども、
好きでよく見ていた。
小十郎も熊の母と子が、月の光の下
話しているのを遠くで見つめていることも
あった。
ある日、小十郎の目の前に木から落ちて
きた熊が命乞いをした。2年後には
死んで家の前に現れると約束して。
そして2年後本当にその熊が死んで、
家の前に寝ていた。
そんな小十郎がある日熊にやられて・・
読み聞かせすると25分くらいかかる
ようです。読み聞かせは10分くらいに
まとめなければならないので、どうするか、
思案中です。