まろちゃ日記

ねこ、料理、バンド、友、ビーズなど

ネズミ島物語

2016-02-19 21:20:24 | 読書・マンガ
今まで読んだ椋鳩十さんの作品は、
人間と動物の深い関係や、動物の親子の情など
感動するものばかりでしたが、このネズミ島物語は、
全く雰囲気の違うものでした。

全部の木を伐採し、畑を耕しさつまいもを育て生活していた
ある島に、無人の船が漂着した。
何十年も前に難破した船なのか、何千ものネズミが
船から現われ出たのだった。

みるみるうちにネズミは、何万もの数になり
畑の芋を食べ人間の生活を脅かす。

畑に黒いじゅうたんが敷き詰められたように
群れをなして人里に現れるネズミの姿を想像すると
恐怖映画のよう・・。
あの手この手と、ネズミ退治を試みるのだけれど
ねずみ講という言葉がある通り、ちょっとやそっとの作戦では
追いつかないのでした。
自分ならこうしてみるのに・・なんて考えながら
読むと、どんどん物語の中に引き込まれていきます。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ホタテご飯 | トップ | エッグベネディクト »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

読書・マンガ」カテゴリの最新記事