まろちゃ日記

ねこ、料理、バンド、友、ビーズなど

オリバー・ツイスト  チャールズ・ディケンズ 作

2020-12-27 23:59:00 | 読書・マンガ

山本史郎・斎藤兆史 訳  寺崎百合子 絵

偕成社
 
 救貧院で生まれ養育院で育ったオリバー・ツイストは9歳で葬儀屋の働き手として貰われていきます。今まで、薄いお粥しか食べられなかった生活が、たっぷり食べられるようになるのですが、それは粗末な残飯でした。主人に可愛がられるようになると、オリバーは、他の使用人にいじめられ、逃げ出します。田舎からロンドンに向かう途中、親切な少年に食べ物や、泊まるところを世話してもらうことになります。しかしそれは、悪の道への入り口でした。
 
200年前のイギリスの貧困層や、権力の横行にどんよりとした暗い気分に陥ります。逆に善良な市民の清らかな心と、力強さも存在し安堵します。これは、アンクル・トムの小屋を読んだときの心待ちとも似てると思いました。
6年生以上の読みものかなと思いました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ツナ・にんじんトースト | トップ | ダークチェリーのクラフティ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

読書・マンガ」カテゴリの最新記事