まろちゃ日記

ねこ、料理、バンド、友、ビーズなど

玉ねぎとはちみつ

2019-10-17 21:34:00 | 読書・マンガ

玉ねぎとはちみつ
瀧羽麻子・作
今日マチ子・絵
偕成社
千春は、学校からの帰り道、よろめき、白いスカートの裾に茶色いシミがついてしまった。「どうしたの」とおじさんが声をかけてきた。おじさんがスカートのしみ抜きをしてくれるという。指差したすぐそこにおじさんの働いている修理屋はあった。修理屋には八重さんというおばあさんもいて、着替えのズボンを出してくれた。おじさんは悪い人には見えなかった。次の日家で焼いたクッキーをお礼に持って行った。おじさんは、発明家で、外国ではたらいたこともあるという。「今日は玉ねぎ、あしたははちみつ」とおじさんが教えてくれた言葉。悪い日もあれはいい日もあるという意味らしい。たまねぎの日の出来事は、なぜか、おじさんには話してしまう。
大人、子供という年齢の垣根を超え、向き合い思いやることのできる良い関係があることを描いていました。



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