むるあの趣味部屋

むるあの話の中でも趣味に関しての評価関係を集めてみようかなと。

METEOS(NDS)

2005年03月11日 10時39分59秒 | ゲーム(NDS)
■METEOS@NDS
公式サイト
【オススメ度】
★★★★☆
【自己満足度】
★★★☆☆


いやあ、2日間空き時間があればやりつづけたメテオスですが、とりあえずレビューに移ろうかなと。
ちなみに主に評価に絡んで、他のパズルゲームとの比較がちょこちょこ出てきますがご了承を。
単体レベルの比較ってのが難しいソフト、というよりも、むるあがそれらのゲームを経験しているから出る不満、みたいなものもある気がするんですよ今回は(汗)

それと先に話しておきますと、良い評価のサイトさんとか、プレイヤーさんは間違いなく多いであろうソフトです。
故によい部分ってのは結構他のblogさんとかでも評価あがっていると思うので、今回は自分が感じた「マイナス面」を先に語ろうかと思います。

そういう意味では内容見ると「辛口」だったり「やっぱりヘタレゲーマーだなぁ」だったりの印象を覚えるでしょうが(ヘタレゲーマーはむるあのアビリティなので否定しませんが(汗))、あくまで良作の中の一面としてとってください。
そこばかりが目に付く、というゲームでない事を先に書いておきます。


これは対戦ベースのパズルゲーム
ソロ向け黙々型ではないことに注意



むるあは初日ずっと悩んでいました。
プレイは続けられるんだけど、面白さがよくわからない、というジレンマに突入していたんですね。

最初のプレイで、まずは操作感とか基礎を押さえたくて始めたのがシンプルモード。
敵なし、難易度1でスタートしたんですけど、3分持たずに撃沈。
それを2時間繰り返していたんですが、一向にスコアも1プレイの時間が伸びないのですわ。
勿論その間に僅かばかりのコツとか慣れは出てきたはずなんですが……。

その原因は明確で、3分前くらいになると、メテオの落下スピードが尋常じゃなくなっているんですよ。
なので、初心者かつヘタレな自分はどうやっても積まれるメテオ>飛ばすメテオに陥って終わるんですね。

で、このままじゃ埒があかないと、試しにスタートリップを始めたんですが、こちらになったら、対複数惑星戦になるマルチ以外(ストレート・ブランチ)はクリアできました。

そこで初めて、標題の形を認識できたんですよ。
ひとりで黙々とする事もできますが、それはこのゲームでは、単純にスキルがないとできない域なんです。
タイムアクセルでメテオ降らせて、が必須になりますが、初心者にその余裕はないですから。

だけど、対戦型になると相手の攻撃のカスメテオが、普通のメテオになることで、降らせなくても各段に揃えやすくなる状況が作れます。
なので初心者でも2次点火レベルの事ができるだけで、特殊な惑星でなければ何とかなることが多いんですよ。
(上級者と張り合えるのか? って意味ではないですのでご了承を)

そういう意味で、このゲームはぷよぷよやパネルでポンのような、対戦型向けのパズルゲームであるって意識を持っておきましょう。
逆を返すと、その形が苦手だと、メテオスの半分も楽しめない可能性もありますから注意です。
(シンプルの仕様が先に書いた通り、どう考えても初心者が遊ぶには高い難易度になるので)


飛ばす関係のテクニックが多過ぎ
また操作部の限定や常にアクティブな状態のため
ゲームとしての敷居が高い印象



ルールは単純といえば単純なんですが、これが単純な部分だけではどうにもならなくなる展開があります。
例えばマルチでのVS複数惑星戦であるとか、メテオの振るスピードが速くなっている時に、大量に多くのメテオを消す必要が多々ありますから、基礎だけではどうにもならない感じなります。

個人的に、この敷居が思ったより高いんですよね。

特に、各惑星の個性のところでも書きますが「横消ししただけじゃうんともすんともいわない」ような惑星なんかもありますから、それだけ必要なテクニックが多くなるんですよ。
しかも、技術を一貫して使える保証が、惑星次第ではないわけで……。

その他にも、基本的に縦に1ライン抜けている状態を作ってしまうと、そこへ降るメテオがランダムのため、その脇の縦に長いブロックがあると、なかなか消せないって事も多々状況であったりします。
(先に対戦型だと言ったのは、対戦はそこをカスメテオが埋めてくれるため、消しにもっていきやすいためなのもあります)
パネルでポンでも起こりがちな状況なんですが、メテオスより楽に対処出来ます、
というのは、メテオスとの消す操作の違いが大きな理由になります。

パネルでポンは、同じ「2ブロック入れ替え」の流れでも、横にブロックを動かします。
横に動かせる、ということは、高くなってしまったブロックの間を抜いて、高さをさげたり、横に並べる同色ブロックを自力供給できるってことなんですよ。

しかしメテオスは「縦に動かして」ブロックを消すゲームです。
言い方を変えればば、縦に1列で3個同色がないとか、縦行で間が空くように同色ブロックがある場合に、自力で消すための形にはもっていけない、という誓約があるってことなんですよね。
正直、この「不自由さ」が自分の中で序盤悶々とさせていた原因の一つでもありました。

また、常にアクティブなのも初心者にはきついかもしれません。
もうすぐ積んでしまう、という時に、なんとか飛ばしたブロックが、上に多くブロック乗っていて大して飛ばずに落ちてくる、という現象が自分が積んでくると多くなるんですよ。
初心者はそれを打破できるだけの余裕はまずありません。

パネルでポンでは、同じような状況でも「同時消し」「連鎖」「おじゃまブロックをブロックに戻す」行為によって、せりあがりを押さえ、逆転の糸口を見出す時間を作ってくれますが、そういう救済がメテオスにはありません。
とにかく「生き残りたかったら無理やりでも大気圏外に飛ばせ」っていうのがメテオスなんですよね。
こういう部分がやはり、メテオスの敷居の高さだなぁ、っていうのを感じてしまいました。


惑星の個性化は面白さを生み出すと同時に
手厳しさも生み出している



メテオスのステージとなる各惑星。
それらによって、重力や消したときの飛び方などがさまざまに変わることで、個性としての面白さを生み出しています。

が、先に書いた通り、基礎の消し方くらいじゃうんともすんともいわない惑星なんかもあるんですよね。
自分がシンプルで遊ぶならその手の惑星を選ばず避ければいいのですが、スタートリップなんかではそうもいきません。

それと同時に、惑星についての説明はあっても、マニュアルや公式を見ないと「この惑星ではこのテクニックが有効で、このテクニックではダメ」という話がないんですよね。
だから、始めたら「これじゃだめなのか!?」と感じさせられる事が多々ありました。

ちょっとそういう部分でせめてゲーム内でも説明でもあれば、初心者もまだ対策も練れるんですけど、それがないっていうのが個人的に不満な部分でした。


惑星毎のデザインの面白さに比例して
やりにくいデザインのステージもあり



惑星において「同じような模様で若干だけ色が違う」とかいうのが多いステージが一部ありました。
見やすいステージはとことん見やすいため、そのギャップで焦って操作っていうのが結構ありますね。
それもまた個性、っていうのかもしれないですが、ルミネスのように基本が2色なら、スキン切り替え時くらいの影響で済むんですけど、基本的に5~6色のブロックがあるメテオスだと、かなりやりにくい、って感じる部分が出るので、そこが不満ではありました。


初心者としての敷居を超えれば十分楽しめる
やりこみ要素があるのもよし!



とりあえず敷居の高さ、というのを感じやすい部分についてが自分の不満とか厳しさだったので、そこを今回は書いていきましたが、そこを超えられれば、これもまたルミネス同様十分楽しめる仕上りの良作ではあります。

まず誰もが感じるでしょうけど、こういう入れ替え式においてはタッチパネルとの相性が非常にいいんですよね。
なので、十字キーでの操作ではある意味、このゲームはここまで面白くならなかったんではないかなと。

またコツを掴んでステージを綺麗に出来るだけの打ち上げとかができれば爽快感もあります。
反撃されたカスを巻きこんで打ち上げたり、落ちてくる間の二次点火をガスガス組みこんで、というプレイが少しずつでもできるようになると、面白さっていうのが見えてきます。
横全幅分の打ち上げが出来るともっといいのかも?
まだ自分はできませんが(涙)

合成室によって惑星はサウンド、アイテムを増やせるっていうのも面白い。
打ち上げたメテオがそのまま材料になるので、消したい意欲も強くなりますしね。
レアメタル降ってきた時なんかかなり必死ですよ(笑)

惑星の個性も、消すときの音とかステージ構成見るにつけ、ルミネスのSKIN並に色々あったりして、結構消すときも気持ちいいですしね~。
特にエンディングでの消して飛ばした後の効果音は、思わずルミネスファンは脳内にある曲が巡るんでは?(笑)

まあ、そういう意味で、良作だけど敷居の高さだけが惜しい、というのがメテオスに対しての感想でした。
ちなみにレビューの★が自分のほうが1低いのは、ヘタレゲーマー故のもの、と思ってください(^^;

でもこれ、きっとむるあが「パネルでポン」や「ルミネス」の体験がなかったら、★5あったかもしれないですね。
良作に恵まれていたのもありますが、爽快感とかって意味でも、今の自分の中ではやっぱりルミネスやパネルでポンのほうが上にあるから、メテオスがそこに届くかどうかっていう部分で、惜しかったというべきなんでしょう。
上記2ゲームは、慣れるまでに必要な技術は決して高くないんで、その差がやはり★に影響しているってのはありますね。
まあ、ヘタレだから仕方ないのさ~(汗)




ちなみにちょっと気になっている点が。
ソフトからお験し版を別NDSにダウンロードできるはずなのだけど、何故かうまくいかないんですよね。

ソフト同士がダウンロードOK状態

ダウンロード開始

ダウンロード後
・ソフトありはデモ画面
・ソフトなしはダウンロードできるソフトを探しています

になってしまうのです。
何度かやってみたけれど事象変わらず。

正常にダウンロードできたら、そのままゲーム選択画面にいったりするのが普通っぽいですけど、その辺店頭で落とした方ってどんな風になっていますか?

他に似た事象の方をネットで見かけたので、ソフトの不具合かも? と思いバンダイに問い合わせメールは出しておきましたが……。

試せる方いたら、ソフトからのダウンロードを試してもらえると、検証になるかも?


つまりこういうことだ?
(深い意味のないよもやま話)



(´・ω・)y-~~~
ここだけの話、公式ページで勉強会やる予定のゲーム屋、うちの最寄で自分の行きつけなのよね(汗)
店員さんとも顔見知りだったり……。

ちなみに結構色んなイベントやるんです。
今回も桜井さん来るみたいですが、過去にも鈴木裕だとか、結構ゲーム発売関係イベントで色んな開発者などをを呼ぶすごい店だったりするのであります。
2chでもちらちら名前が出てきたりしますしね。
(メテオスの前だと、PS2のガンダム系ソフトの版のパッケージの話がシャア板で話題になったりとか)

で、メテオスを買いに行く際、店頭用のNDS拡大表示のモニターがあり、店員さんに聞いてみた所、それは任天堂からの貸出なんだそうだ。
NDSをモニターに表示する特殊な機器が内蔵されていて、実売だと100万円強だとか(汗)
まあ液晶パネル2枚だけなら半分くらいでいけそうだから、接続機器がすごいってことになるのか。

でもあの画面でメテオスできたら、かなり爽快だろうなぁ、とは感じましたね。
さすがにした液晶がタッチパネルってわけじゃなく、NDSと繋げているだけなので、NDSで操作するのは変わりませんけど(^^;

でもやっぱり知っている店とか出ると「おお!」って思いますよね~。
お店には是非がんばってほしいな、と思います……と脈絡もなく終わってみます(汗)