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「トーヨー新報」食客日記

豆腐などの大豆(加工品)、こんにゃくを中心に、日本・世界の食文化……その他諸々について、あれやこれやと夢想する日々です。

funky sxxt

2011-04-09 08:07:35 | 黒い音

前世紀から大好きなヒップホップ・グループ、
Jungle BrothersThe Roots と絡んだ名曲
Brain」が何故かしら頭の中を駆けめぐる時季があって、
アドレナリンかエンドルフィンが全身に回っているのかなあ。
編集魂(?)や自動書記状態の時にそうなるみたい。
       ☆
I got so much funky shit inside my brain
I couldn't explain, couldn't explain
You wouldn't understand, I couldn't explain

(【拙訳】俺の頭の中はファンキーなネタでいっぱい。
説明できない。上手く言えないよ。
説明できないし、理解してくれないだろうけど)

CDなんて飾りです。

2011-03-25 09:03:53 | 黒い音

最近、「アマゾン」で買い物すると、クーポン券を貰う。
楽曲のダウンロード販売で、1曲分を無料にしてくれるのだ。
シングルのリミックス盤に萌えることはたまにあるが、
基本的にアルバム単位でミュージシャンの世界観を楽しむ聴き方だから、
曲単位でダウンロードというのは、あまり好きじゃなかったりする。
(シングル単位でチェックするだけならば、「YouTube」などで
落としたファイルをMP3化すればよいだけだし)
おそらくは世界的なCD売り上げの減少と
それに代わる楽曲のネット配信を睨んで、「アマゾン」でも
ダウンロード販売を強化、呼び水としようと企んでのクーポン券かな。
       ☆
ぼくの敬愛する殿下は、「既にインターネットは終わっている」など
かなりトンデモ発言wに近いことを言い放つ人だけれど、
凡百のアーティストに先んずること、数年は早い言動の人なので……。
そんな殿下に近年、天才的なプロモーション方法で驚かされました。
2007年発表のアルバム『Planet Earth』が英国紙の日曜版の付録に!
(昨年発表の『20ten』は、英国とベルギーの新聞の付録)
付録というからには当然、無料。大手レコード会社が激怒したのも無論。
「誰に断って商売しとんのじゃ!」という感じでしょうか。
ところが、殿下は全盛期からレコード業界とやり合ってきた強者ですから。
2009年のアルバム『MPLSOUND』などの3枚組に至っては、
レコード会社を通さず、大手スーパー「ターゲット」で廉価販売するという荒技。
       ☆
音楽のネット配信は自分のサイトで早い時期から行っているし、
写真集の巻末にライヴ盤を挟み込んで流通したりなど、試行錯誤は昔から。
気になるのは、そんな商法で殿下の側は制作費などをペイできるのか?と。
出来るようなんですねえ、それが。
ビジネス的な視点は取っ払って、ポリシーだけで見ても
――CDなんて飾りです。音楽家はライヴが命。
ということを具現化しちゃった訳です、殿下は。
CDくらい無料で配布しても、その後で行う大会場でのコンサートに
客を集めてしまえば、それで良いのです。極めて真っ当な考えです。
CDが売れなくても、コンサート・チケットが売れれば無問題
というコンセプトは、日本の“教授”もどこかで語っていたなあ。