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「トーヨー新報」食客日記

豆腐などの大豆(加工品)、こんにゃくを中心に、日本・世界の食文化……その他諸々について、あれやこれやと夢想する日々です。

船場サザンシアター

2011-10-11 12:01:02 | 映画・演劇

ミニ・シアター系、小箱が好きなぼくに朗報! 
大阪・長堀橋に「船場サザンシアター」なる劇場が本日オープン。
2008年まで「劇団大阪新撰組」を主宰していた当麻英始氏が創設。
うん?! 「大阪新撰組」って、昔、何本か芝居を観たことあるかな? 
友達が一時期上がっていたところかな? と妙な引っ掛かり。
キャパ25名だとか、平日の開演時間が20時半の設定だとか、
一々、個人的なツボを刺激してくれます。そのうち、行けるとよいなあ。

原田芳雄

2011-07-20 08:47:20 | 映画・演劇

原田芳雄が昨日、71歳で亡くなってしまいました。合掌。
(畏敬および敬愛の念を込めての、敬称略でございます)
誰の目から見ても味のある役者さんで、映画内で顔を見かけるたびに、
つい笑ってしまいつつも、何をやらかしてくれるんだろう
と当方で勝手に高まってしまったものです。気ままに
「秘密のビデオ会」などを催しているぼくとしては、よくお世話になる
鈴木清順・監督との『ツィゴイネルワイゼン』(1980年)や
寺山修司・監督の『田園に死す』(1974年)などが、ぱっと頭に浮かびます。
しかし、これらはまだ評価されている方の作品ですよね。
       ☆
一押しは、やはり鈴木清順が監督の『悲愁物語』(1977年)。
同監督の、あの問題作『殺しの烙印』から10年ぶりの復帰作。
内容が、梶原一騎 meets 清順!という何とも得体の知れない怪作w。
脚本も大和屋竺だし、ぼく的には言うことないんだなあ。
女子プロ・ゴルファーをヒロインに据えてのスポ根物……と
前半で思わせておいて、後半からどろどろとした主婦の嫉妬サスペンス(?)。
少年少女のプラトニック・ラヴwという謎のシークエンスを挟み、
想像の斜め上をすっ飛ぶ超絶ストーリー展開に目眩を誘われます。
       ☆
原田芳雄演じるヒロインの鬼コーチ役も、途中から何をしたいのか訳がわからなくなるし。
(『エル・トポ』の主人公が蜂蜜を頬張りながら、砂漠で絶叫するシーンを思い出しました)
あと、高橋源一郎先生・原作にして出演もなる
ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け』(1986年)も永久保存版。
原田芳雄にとどまらず、キャスティングされた一人ひとりが壮観でもあるのです。

GOGO夕張

2011-04-21 08:17:56 | 映画・演劇

マツケン&小雪、結婚の見出しを目にして
“松平健”と取り違えたのは、ぼくだけですか?……そうですか? 
しかし、松山ケンイチ、もったいないなあ
なんて思うのも、ぼくだけかなあ。
『デトロイト・メタル・シティー』(2008年)の
ヨハネ・クラウザーⅡ世役とか大好きでした。
対するに、小雪の役で感心した映画って思い当たらないのよね。
思うに、米国などで評価の高い女優(オリエンタル・ビューティ?!)って
個人的に、そんなにタイプでないのか……古くは、島田陽子とか、工藤夕貴とか。
いや、栗山千明とか良いよねえ。『KILL BILL』のゴーゴー夕張とか最高!
だから、一概にアジアン・ビューティ嫌いでもないわ。