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クイックポジ感光基板を使った基板作製

2010-09-03 | 電子工作・PIC
 今までは電子工作で回路を作るとき、ユニバーサル基板か雑誌等に付録でついている基板を利用していましたが、今回初めてオリジナルの基板作製に挑戦してみました。

 使った材料は、sanhayato社のクイック感光基板とプリント基板工作キットです。
 手順は ①パターンフィルムの作製
      ②感光基板にパターンを焼き付ける
      ③感光基板を現像、エッチングする
      ④穴あけ
      ⑤仕上げ の順序になります。
パターンフィルムの作製
  プリント基板作成用のフリーソフト「PCBE」を使用し、感光基板アートワーク用「インクジェッ   
  トフィルム」に印刷しました。
  (パターンは別途書籍添付のCDより入手しました。)
   PCBE画面      完成したパターンフィルム

感光基板にパターンを焼き付ける
  FML27EX-N(コンパクト型4本平行管3波長域昼白色)を使用した、蛍光灯スタンドが手 
  元にあったので、露光源にそれを使用しました。
  露光条件は次の通りです。
      露光中
  クイックポジ感光基板  NZ-P10K(2010年4月7日製)
  蛍光灯との間隔  約12cm
  露光時間  32分
  PK-CLAMPでフィルムと感光基板をセット

感光基板を現像、エッチングする
  現像・エッチングに使用する道具類は以前にモノクロ写真の引伸ばしで使っていた道具
  がそのまま利用きたので新たに用意するものはありませんでした。   
  (引伸ばし用は基板作製に使用するには大きすぎる物もある)
     左から現像液 水洗い エッチングの順序で準備
  現像時間  約45秒
  水洗い  2回
  エッチング  約15分(少し温度が低かった)
  水洗い  3回
   エッチング済みの基板
穴あけ
  RYOBIのホビールータの手持ちがあったのでそれを利用
     ホビールータで穴あけ
仕上げ
  スチールウールでパターン部の感光剤を落とし、フラックスを塗り完成

完成基板


なお、作製した基板を使用したセットは完成次第報告します。
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