下手の横好きのスクラップブック!!

下手の横好きの、いろいろな記録です。
電子工作・PIC・Arduino・太陽光発電・写真などetc

「8チャンネル10ビットデータロガー」のテスト(2)

2011-08-25 | 電子工作・PIC

前回に続きデータロガーのテストです。
キットに付属している「動作確認ボード」を使い、温度データを収集することにします。
「動作確認ボード」には、温度センサーLM35Dと温度設定用の半固定抵抗が「CH1」実装されていております。

データロガーボードの準備
 ・アナログ入力コネクターに「動作確認ボード」を装着
 ・ジャンパーCH0をオープンにする
 ・データロガーボードとPCをシリアル通信ケーブルで接続(USBに接続の場合は変換器を入れる)
 ・データロガーボードの電源を入れる。

LM35D用半固定抵抗の設定
 ・LM35Dは測定範囲が0℃~100℃で、0℃=0mv 1℃あたり10mvで変化します。
  従って、室温が20度の時は測定値が「200」になるよう半固定抵抗を調整します。
 ・ボードのロータリーエンコーダーを調整して、LCD1行目に ch1 modeを表示し「on」に設定します
 ・periodカウンタでログ周期を1秒に設定します・
 ・測定が開始され1秒ごとにインジケーターが点滅します
 ・ch1 測定値が表示されるので、半固定抵抗を調整して測定値を室温に合わせます
  (例 室温26.2℃→c1=262)
 
データロガーボードの設定
 ・PCでは、添付ソフトの「AKI PIC Logger」を起動しリモートモードでボードを操作します。
 ・画面右側の操作部で各種設定を行う
        
 ・「ログストップ」、「クリア」ボタンをクリックして初期状態にリセットします
 ・測定チャンネル1にチェックをいれる。 
 ・測定周期 60秒(任意)
 ・ログ番号、メモリサイズ、時刻、通信などの確認
 ・すべてOKであれば「ログスタート」ボタンをクリック
  ステータスバーに「ログスタート コマンドを送信しました」と表示されログが開始します
ログの終了
 ・「ログストップ」ボタンをクリック
  この状態でデータは EEPROM に保存されます。
 
データの読み出し
 ・「ログデータリード」をクリックするとデータが表示されます


 ・ファイルメニューの「EEPROMメモリイメージデータを保存」で、バイナリファイルで保存できます
 ・ファイルメニューの「ログ結果 テキストファイルで保存」で、ウィンドーに表示されている「ログ結果」をテキストデータで保存できます
 ・ファイルメニューの「ログ結果 テキストファイルで開く」で、「ログ結果」テキストデータを開きます。
  このファイルはテキストエディタ、Wordなどで開くことができます

データをExcelに取り込み
 ・テキストデータは区切り記号に「Tab」を使用しているのでExcelに取り込むことが可能です。  


Excelに取り込んだデータでグラフを作成
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「8チャンネル10ビットデ... | トップ | NHK大河ドラマ「平清盛」ふれ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

電子工作・PIC」カテゴリの最新記事