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「8チャンネル10ビットデータロガー」のテスト

2011-08-23 | 電子工作・PIC

秋月電子で販売している、PIC16F877を使用したデータロガーです。
今回は部品実装済みの完成品を購入しました。
この装置は一定間隔でアナログデータを、10ビットのデジタルデータに変換し、ボード上のEEPROMに記録するものです。
記録されたデータは付属のソフトでPCに取り込むことができます。

仕様
 ・10ビット8チャンネル
 ・16回のサンプリングを行い平均値をEEPROMに格納
 ・測定周期 1~255秒または1~255分に設定可能
 ・RTC実装で正確な時間でログを行うことが可能 大容量コンデンサーによるバックアップ
 ・通信部 19200/57500BPS、 データ長8ビット、パリティなし、ストップビット1
 ・動作モード リモートモード PCから制御
               スタンドアロンモード LDCの表示を見ながらロータリーエンコーダとMODE/ENTERスイッチで制御

 
ボードの概要
 ・アナログ入力コネクタ :アナログ電圧を入力: 測定範囲 0V~4.68V
 ・ジャンパー:   入力されたアナログ電圧をオペアンプに供給する際、オペアンプの使用形態を変える
 ・LDC:   16文字2行の液晶ディスプレイ 設定・動作の確認を行う表示器
 ・大容量コンデンサー:  電源オフの時RTCの時刻データが消えないようにRTCに電源を供給
 ・インジケータ:  ログが行われた時短く点灯
 ・コントラスト調整ボリューム: LCDモジュールの表示の濃さを調整
 ・ロータリーエンコーダ:  LCDに表示する項目の選定・各種の設定値の変更
 ・モードスイッチ:  各種の設定項目の変更
 ・エンタースイッチ:  各種の設定項目の変更
 ・EEPROM:   ログデータを記録する 512kビットタイプで最大4個 1024kビットタイプで最大2個実装可能
             1CHの時最大 131,072回のでーたを記録
 ・動作確認ボード:  データロガーの動作確認を行うためのボード
                温度センサー(LM35)による 動作確認と半固定ボリュームによりマニュアルで入力電圧を与えることができる

ジャンパーの使い方
 ジャンパー0~7とOUT2~3は、付属のショートピンを差すとショート(接続)、抜くとオープン(無接続)になります。
 ジャンパーCH0~7
  ショートピンを差すとオペアンプのー入力と出力がショートされ、オペアンプは増幅率1倍のバッファーアンプになります。

 ジャンパー OUT2~OUT3 
  A/Dコンバータを外部の基準電圧で動作させる場合にオペアンプをA/Dコンバータから切り離します

入力オペアンプの使い方
 測定入力範囲は 0V~4.68Vで、入力電圧の+側を入力コネクタ各入力のAD+に、-側をGNDに接続します。

  ・オペアンプをバッファーとして使う
   入力した電圧がそのまま測定される。ジャンパCHはショート

  ・オペアンプを非反転増幅器として使う
   入力電圧が小さい時、外部に帰還抵抗をつけ、非反転増幅の増幅率を設定します。
   ジャンパCHは抜く
   増幅率=(RA + RB)÷ RB
   増幅率(4倍)=(30kΩ + 10kΩ)÷10kΩ 

  ・使用しない入力チャンネルのオペアンプ
   他の測定チャンネルに影響を与えないように、入力AD+とGNDを外部でショートする

電源
 DC7V~9V,電流容量100mAが必要
    
測定データの収集

 動作確認ボードのLM35を使用して温度データのログを作成中です。
 ログの内容PCへの取り込み、Excelへの取り込み、グラフの作成については次回掲載します。

2011/8/25 修正
 

コメント
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